Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

三陸鉄道36-700形

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三陸鉄道36-700形36-705
三陸鉄道36-700形は、東日本大震災で被災した車両に代わり、クウェートからの支援で2013年に導入された車両です。簡易バリアフリーの車両となっており、車体の裾が同時期の他のNDCと処理が異なっています。今回制作した36-705は2014年の北リアス線全線復旧に伴い新造された第二グループです。
三陸鉄道に乗車する機会が有ったこと、そして「第12.6回北本でんしゃ広場」のテーマが東北地方で、気動車系プラレーラー一同で三陸鉄道再現にあたっていたことなどから製作することになりました。私個人的には復興の象徴的な車両のイメージもあり、作るなら震災から10年の今だと思ったのも理由の一つです。設計から完成までかなり短期間となり、少し雑にはなってしまいましたが作っていて楽しかった車両です。

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36-705側面
側面はプラ板置き換えで製作しており、トイレの有無で窓の数が違うところが特徴です。独特な塗装を収めるために窓の大きさや間隔のバランスを調整しました。

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三陸鉄道36-207との並び

 三陸鉄道36-200形との並び、現在の三陸鉄道でも見られる並びです。36-700形にもスカートを付けたいと思いますが、バランスに悩んでいるところです。

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36-705前面
211系の前面を利用しているのでかなり味気の無い顔になっていますが、実車もかなりのっぺりとしていて難しい顔だなと思います。

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36-705屋根上
屋根上機器は会津鉄道AT-700形と同様にSL銀河のクーラーを配置して、排気管は車端部に近い位置に配置しました。

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三陸鉄道36-207との並び
三陸鉄道の並びです。36-200形は北リアス線、36-700形は南リアス線のイメージです。

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36-705と釜石まな

三陸鉄道鉄道むすめ、「釜石まな」との並びです。「釜石まな」は三陸鉄道の駅務係で、かつては東京の雑誌編集部に居ました。

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36-705と久慈ありす
三陸鉄道鉄道むすめ、「久慈ありす」との並びです。
 

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-518 Mr.ベースホワイト1000スプレー

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-1 Mr.カラースプレーホワイト(白)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   S-79 Mr.カラースプレーシャインレッド

   S-65 Mr.カラースプレーインディブルー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

車歴:2021年3月26日 落成

東日本旅客鉄道701系1000番台

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東日本旅客鉄道701系1000番台は、盛岡・秋田地区に残っていた12系2000番台や50系の客車列車、仙台地区に残っていた455系などの急行電車などを置き換えるため、1993年から交流区間用の標準車として製造が始まりました。0、100番台は当初秋田地区に配置され、1000番台は盛岡・仙台地区に配置されました。さらにその増備型として1500番台や第三セクター向けの番台、標準機区間向けの番台も製造され、東北地区に行けばよく乗ることが出来る車両です。今回製作した盛岡地区向けの1000番台は2両編成15本が在籍し、帯は紫色を纏っています。
701系は東北地方に行くと良く乗る車両でいつか作りたいと思っていたこと、はまのべ氏との競作の課題として設定していたことから製作が決まりました。盛岡色を選んだのは、2014年の最初の落成当時は作例が少なかったことが一番の理由です。今回、「第12.6回北本でんしゃ広場」に向けて仙台色になっていた昔の作品をリメイクして復活させました。

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クモハ701-1014側面

クモハ・クハ共通の加工点としてドアステップ設置とそれに伴うドア拡大、屋根上のビード撤去、ビード再設置、冷房の交換、妻面への扉追加、妻面へのビード設置、運転台設置等です。

クモハ701形独自の加工点としてパンタグラフ設置、屋根上抵抗器の撤去跡再現を行っています。

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クハ700-1014側面
クハ700形独自の加工点はトイレ設置工事のみです。

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東日本旅客鉄道701系1000番台前面側

前面は209系金型の顔を外した状態にブラックフェイス部分をはめ込み、貫通扉の設置、ライト、手すりの設置、最後に枠の設置を行っています。帯の塗装がうまくいかなかったので、時間のある時に塗りなおしたいところです。

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東日本旅客鉄道701系1000番台妻面側
妻面側は貫通扉とビードの設置を行っています。製品の貫通扉モールドを撤去し209系の側面ドアを埋め込むことで貫通扉を再現しました。普段は電車に妻面のリアル化改造は行わないのですが、701系ワンマン運転の関係もあって何度も貫通扉を渡った印象が強いので妻面をリアル化することにしました。

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東日本旅客鉄道701系1000番台前面
前面は最初の落成の頃よりは雰囲気が出せたかなと思います。大きく変わったのは前面の枠を設置したことです。これを付けて左右対称に仕上げるように手直しすると大分引き締まりました。

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東日本旅客鉄道701系1000番台屋根上
屋根上は209系金型のビードを全て削り落とした上で新しいビードを設置しました。これは冷房の交換やパンタグラフの設置を行う事、209系と701系では屋根上のビードが異なる事等が理由です。また、今回は屋根上抵抗器の撤去跡も再現し、ランボードと共に黒で色差ししています。

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前面以外の701系の改造点を凝縮したような1枚です。クハ側はトイレの設置を行っている関係で窓が埋められています。妻面は先述の通り、両開き扉とビードの設置を行っています。最後にドア周りですが、製品のドアの底辺部分を削り1段下げてドア自体を延長しています。その下に2mm角棒でドアステップを延長しています。
 
種車:E501系常磐線先頭車・中間車(パンタグラフ)、E231系0番台総武線後尾車
塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢
   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー
   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)
   S-8 Mr.カラースプレーシルバー(銀)
   S-124 Mr.カラースプレー暗緑色(三菱系)(落成時)
   SG08 ガンダムカラースプレーMSパープル
   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック
   TS-24 パープル
車歴:2014年8月14日 落成
   2015年12月22日 廃車
   2021年3月25日 復帰
   2021年3月28日 第12.6回北本でんしゃ広場展示

岩手開発鉄道DD56形

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岩手開発鉄道DD56形DD5601
岩手開発鉄道DD56形は、1977年に製造された岩手開発鉄道で一番新しい機関車です。DD13形に近いセンターキャブの機関車です。
盛駅に行く予定がったのと、一度見てかっこいいと思ったのが製作動機でした。また、偶然にも911形の屋根上ファンのためにファンを供出したDD51形が転がっていたのも理由の一つです。

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DD5601側面
大きな変更点はありませんが、屋根上に庇を兼ねた屋根を1枚足しました。

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日本國有鉄道DF51形0900番台との並び
ボンネットを作りなおしているのでDD51形とは印象が変わっています。この工法を使えばDD13形とかも普通に出来そうだなと思いました。

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DD5601前面
少し角ばった印象のあるDD56形を再現するため、元のボンネット部分を使わずにプラ板で新たに作り直してみました。

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DD5601屋根上
ボンネットのファンは911形に供出してしまったため、現時点ではプラ板で埋めただけですが、折を見て復元したいと考えています。

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ナンバープレートと社紋も付けてみました。社紋は実車の写真をベースにトレースして作ってみました。庇も簡易的に付けただけですが雰囲気はかなり出たと思います。

 

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢
   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー
   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー
   TS-15 タミヤカラースプレーブルー
車歴:2021年3月12日 落成

三陸鉄道36-200形

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三陸鉄道36-200形36-207

三陸鉄道36-200形は三陸鉄道開業時に導入された車両で、他の第三セクター鉄道の車両と違いレールバスベースではなく、国鉄気動車をベースとした設計で製造されました。200形のうち3両は開業時の翌年に製造されました。前面は上下に傾斜があり、収納式の貫通幌を装備しているのが印象的です。NHK連続テレビ小説あまちゃん」のオープニングに登場したことにより知名度が全国レベルになった車両です。

今回制作した36-207はNHK連続テレビ小説あまちゃん」の撮影で主に使われた車両です。製作動機は東日本大震災から10年の歳月が過ぎたこと、「あまちゃん」の放送からも8年が過ぎてしまったことです。全てプラ板をカッティングマシンで切り出したものを使用することで、歪みを防ぎ切り継ぎ工程の省略も実現しています。設計段階ではやはさん、KTRくん、夜ノ森くんのアドバイスを頂いています。

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36-207側面

左右でトイレの有無が存在しているのでそこの作り分けをしています。少し失敗している箇所もあるのですが、三陸鉄道の独特な塗装も設計段階で塗り分けラインを想定して各所の寸法や位置関係を決めていきました。窓サッシは車体に事前に切れ込みを入れておき、組みあがった後に1本の1mm角棒を通す方式を用いて作業工程の簡略化を図っています。

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キハ40形との並び

キハ40形との並びです。寸法値はキハ40形も大きく参考にして図面を引いていますが、運転台の配置が大きく違うので雰囲気は大きく変わっています。

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36-207前面

前面を設計するのにはとても苦労しました。前面は上下ともに傾斜があり、貫通扉はその影響を受けずに垂直になっています。しかも貫通ホロが収納されているタイプになっているので、貫通扉部分は幌を含めて平面に納めないといけない構造で設計には難儀しました。スカート部分も車体に少し埋め込まれており、前面の傾斜の流れも受けているので強度を確保しつつ傾斜になるよう設計しました。

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36-207屋根上

屋根上機器は殆ど自作の物を使用しています。ベンチレーターはプラ材を組み合わせて削り完成後に設置しています。冷房はダクト部分をプラ板から作り、SL銀河の物を2つ組み合わせて製作したものを夜ノ森くんに複製してもらいました。今回は屋根自体もプラ板から構成しており、裏側には骨が入っています。実は屋根を綺麗に埋める工程が一番大変でした。

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キハ40形との並び

震災前はよく見られた並びだったのではないかなと思うキハ40形との並びです。私が36-200形を設計するときに考えていた設計コンセプトとして、キハ40形よりは少しバスのように、LE-CarやNDCよりは国鉄車両らしくというのを意識して製作しました。少しはその雰囲気が出ていると嬉しいです。

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三陸鉄道36-200形と久慈ありす

三陸鉄道36-200形と三陸鉄道鉄道むすめの「久慈ありす」と並べてみました。「久慈ありす」さんは三陸鉄道の運転士なので36-200形を運転することもありそうです。

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三陸鉄道36-200形と釜石まな

三陸鉄道の駅務係である「釜石まな」とも並べてみました。「釜石まな」さんは元雑誌の記者をやっていた方でした。

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36-700形との並び

三陸鉄道の車両を並べてみました。今度は36-100形や「さんりくしおかぜ号」とかも欲しくなってきますね。

 

種車:でんしゃ台車

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-518 Mr.ベースホワイト1000スプレー

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-1 Mr.カラースプレーホワイト(白)

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   S-79 Mr.カラースプレーシャインレッド

   S-110 Mr.カラースプレーキャラクターブルー

   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

車歴:2021年3月11日 落成

   2021年3月26日 冷房化改造

sunagawarailway.hatenablog.com

東日本旅客鉄道キハ22形200番台

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東日本旅客鉄道キハ22形200番台キハ22 325
キハ22形は、国鉄が1957年に開発したキハ20系に属する両運転台気動車で、キハ20形の寒地向けに製造されたキハ21形を更に改良し酷寒地向けの耐寒仕様に新設計された気動車です。1958年から製造が開始され、北海道や東北地方に配置されました。キハ20形と比べドアの配置を両端に変更し、側窓を小型の一段上昇式の二重窓とし、スパイク対策で床は木張りとなっているなど寒冷地に特化した仕様となっています。床面高さが断熱材によって50mm高くなっていることによって側面窓や扉、貫通扉、尾灯等の高さが異なります。この耐寒装備は後の国鉄北海道型の標準になり、道内私鉄にも同型車が導入される等、他の車両にも大きく影響する車両となります。今回製作したキハ22 325は北海道ではなく山形に配置され、後に大湊、八戸に転属し、JR東日本に引き継がれた後は首都圏色から白地に赤帯の盛岡色に塗装変更されました。末期は八戸をベースに大湊線津軽線での運用だけでなく、東北本線の「うとう号」の増結等でも活躍していました。
今回キハ22形を製作したのは、「第12.6回北本でんしゃ広場」向けに車両を仕上げている中で、放置していた非プレスドアのキハ22形を見つけてしまったからです。中でも325番を選んだのは、非プレスドアのキハ22形で盛岡色に変更されて「うとう号」の運用にも入っている写真が残っているからです。

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キハ22 325側面
側面はトイレ側が進行方向左側になるように設計してもらいました。側扉は非プレスドアでドア窓と戸袋窓はプラ板でHゴムのモールドを付けています。

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津軽鉄道キハ22形との並び
以前製作した津軽鉄道のキハ22形との並びです。同じキットで製作していますが、顔のパーツに使用したモールドの大きさなどを変えているので印象が変わりますね。

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キハ22 325前面
少しわかりづらいですが、前面には後退角を付けています。

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キハ22 325屋根上
屋根上には205系から切り出したベンチレーターを搭載しています。屋根上の排気管は車体中央部左右に二個設置しています。

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キハ40形との並び
盛岡色を纏った車両たちの並びです。次はキハ52形辺りを作ってみたいものです。
 
種車:でんしゃ台車、209系(屋根)

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-518 Mr.ベースホワイト1000スプレー

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-1 Mr.カラースプレーホワイト(白)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   SP-01 鉄道スプレー赤2号

車歴:2021年3月5日 落成

2021年3月のトップページ

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2021年3月のトップページ
プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していました。
当ブログではプラレールを中心に保存車/廃車体等の鉄道趣味のメジャーではない部分に焦点を当てて取り扱っていきたいと思います。文章力が無く下手な文章となってしまうかもしれませんが読んで頂けると幸いです。
 
今月のトップページは、先月デッキ部分まで完成して落成したデキ108号をメインに秩父鉄道のデキを撮ってみました。秩父のデキ達は形式によって想像以上に違いがあって興味深い機関車たちです。手前のデキ108号は昨年12月に引退した松尾鉱業に縁のある機関車です。2番目のピンク色の機関車はデキ504号でデキ一族では比較的新しいデキ500形の後期グループに分類される機関車です。デキは作り分けるのも面白いですし、最近はカラーも豊富なので作り甲斐があると思っています。今後も増やしていきたいシリーズです。
 
 
重要なお知らせ
リンク集に大幅追記しました。普段からお世話になっている方々のブログのリンク追加、久しぶりにブログを再開した方等々を追加させていただきました。プラレールやっている方や趣味が近い方などの新規のリンク集への参加も募集していますので、コメントやTwitter等へご連絡ください。
 
初代ブログ「保存車とプラレール
二代目ブログ「砂川鉄道の保存車とプラレール
三代目ブログ「砂川鉄道広報課」
初代バスブログ「朝日カラーのバスブログ」
二代目バスブログ「赤白バスに魅せられて
在籍プラレール団体ブログ「JOIN-T
 
ブログ内目次
 
プラレールの改造はメーカーであるタカラトミー様は推奨していません。改造はあくまで自己責任でお願いします。改造されて怪我等をされても当blog及びメーカー様は一切の責任を負いません。
*肖像権が関わる画像や企業名などが写っている画像は予め加工しています。
*敷地内で撮影した画像は全て許可を得て撮影しています。

日本国有鉄道ワム70000形(配給車代用)

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日本国有鉄道ワム70000形ワム70000
日本国有鉄道ワム70000形は1958年から製作が開始された2軸有蓋車です。先代形式となるワム90000形と比べ、大量生産に適した車体構造、フォークリフトなどの荷役機械に対応した内部構造を持ち、5710両製作されました。当初は急行車扱列車に多用され、後に他の貨車同様に汎用の用途に使用されました。今回製作したワム70000は釧路駅常備の配給車代用として使われていた車両です。北海道の鉄道管理局は有蓋車のトップナンバーを事業用車の代用に使用するのが好きだったようで、このワム70000形も配給車代用として使われていました。
製作したのは塗装に失敗したワム80000形がいたこと、白帯を巻いた貨車を増やしてみたかったことが理由です。また、文字をたくさん書き込んだ貨車を作ってみたいなと思っていたのも理由です。

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ワム70000側面
以前製作したワム70000形同様に側面のプレスをプラ板で埋めています。

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今回は文字を沢山書き込んでみたかったため、何枚もシールを貼っています。特にこだわったのは釧路鉄道管理局を表す「釧」の文字で、国鉄の独特な書体を再現するために実車の文字をトレースして製作しています。

 
種車:ワム80000形

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-1 Mr.カラースプレーホワイト(白)

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

車歴:2021年2月24日 落成