弘南鉄道7000系は、旧型国電や東急の中古車を置き換えるために1988年に導入された車両です。東急7000系の譲渡車の中では最も早く譲渡されたグループで、7000形が8両、7010・7020形が6両、7100・7150形が10両導入されました。今回制作した7100・7150形は中間車を先頭車化したグループで、7101・7102編成はブラックフェイスの処理が施されていない編成となっています。
東北で一番好きな私鉄の弘南鉄道が欲しくなったのと、やはさんが製作していた弘南鉄道7000系の工法を極力再現したかったため製作しました。相違点は屋根上機器をカッティングマシンで制作したことと、前面を非貫通顔で製作したことです。
ちかてつでんしゃを切り継いで2扉から3扉に変更しました。コルゲート部分は溝付きプラ板にスジ彫りをして再現しています。
中間車からの改造先頭車特有の平面顔を再現してみました。前面はバランスが難しかったので事前に図面を引いてセルフカッティングマシンで切り出しました。
当初は台車の長さまでで車体を作る予定でしたが、実車の写真を観察してみると貫通顔と同じくらいの長さを確保するように延長してみました。
屋根はアニー・クララベルを利用して単一のカーブを再現してみました。ベンチレーターはカッティングマシンで製作したものを載せています。
種車:ちかてつでんしゃ(3両)、アニー・クララベル(屋根)
塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢
B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー
S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)
S-8 Mr.カラースプレーシルバー(銀)
S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー
S-65 Mr.カラースプレーインディブルー
車歴:2021年3月28日 デハ7152落成・第12.6回北本でんしゃ広場走行