Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

会津鉄道AT-700形

f:id:sunagawarailway:20210412142327j:plain

f:id:sunagawarailway:20210412142116j:plain

会津鉄道AT-700形AT-701

会津鉄道AT-700形は、名古屋鉄道から購入して「AIZUマウントエクスプレス」に使用していたキハ8500形を置き換えるために1両、トイレ付きのAT-750形2両の計3両製造された気動車です。新潟トランシスの標準型NDCをベースに車内空間はリクライニングシートを装備しています。外観は会津の伝統工芸である漆塗りをイメージした赤色の塗装となっています。運用範囲は磐越西線の喜多方から東武鉄道東武日光駅と広範囲にわたります。
今回この車両を製作したのは、三陸鉄道36-700形の図面が流用できたこと、初めて会津鉄道に行った時にカッコいいと思ったからです。また、ツメの折れた201系の動力車が家にあったことも製作を進める一要因となりました。

f:id:sunagawarailway:20210412142129j:plain

AT-701側面
側面は図面を引いてプラ板を切り出して製作しています。窓枠が印象的だったので、別パーツで再現してみました。側面を置き換えることで、種車のツメが無い事も影響しないのがこの工法の利点です。次はトイレ付きのAT-750形も製作したいところですね。

f:id:sunagawarailway:20210412142143j:plain

三陸鉄道36-700形との並び
ほぼ同型の三陸鉄道36-700形との並びです。どちらも211系の顔を使って再現していますが、三陸鉄道36-700形の方が裾を1mm延長しています。ライトをどうするか悩みましたが、シールを使って再現しました。

f:id:sunagawarailway:20210412142156j:plain

AT-701前面
前面は先述した通り211系を使用していますが、新造した側面と綺麗につながってくれて加工もかなり容易でした。製作期間も3日ほどで終わったかと思います。 

f:id:sunagawarailway:20210412142217j:plain

AT-701屋根上
屋根上機器はSL銀河のクーラーの複製品を2つ使用した以外、全てプラ板とプラ棒から新規で作りました。ベンチレーターは36-200形と同様の物を手作業で増やしています。地味なこだわりとして気動車の特徴とも言える屋根上の排気管も実車と同様の位置に設けています。

f:id:sunagawarailway:20210412142232j:plain

側面は窓枠部分がいいアクセントを出してくれたかなと思います。実車は薄いグレーのような色になっているのでそこも再現したいところです。側面の帯も塗装するときに苦労した点です。

f:id:sunagawarailway:20210412142259j:plain

会津鉄道6050系200番台との並び

同じ会津鉄道に在籍する6050系200番台との並びです。両者ともに211系の前面を使って製作しているのですが、ライトの位置の違いもあってかかなり印象が異なりますね。

f:id:sunagawarailway:20210412142312j:plain

AT-701+61201F

一度だけ6050系とAT-700形を連結しての訓練を行ったようで、その編成を再現してみました。実際にはAT-750形も使用しています。この編成で浅草乗り入れが実現していたら面白かったかもしれません。

f:id:sunagawarailway:20210412142245j:plain

会津鉄道AT-700形と大川まあや

会津鉄道鉄道むすめ、「大川まあや」を手前に立たせてみました。「大川まあや」は列車アテンダントなのでAT-700形にも乗務していそうです。

 
種車:201系先頭車、211系(前面)
塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢
   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー
   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)
   S-6 Mr.カラースプレーグリーン(緑)
   S-13 ニュートラルグレー
   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック
   TS-86 タミヤカラースプレーピュアーレッド
車歴:2021年3月28日 落成