Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

秩父セメントタキ1900形

秩父セメントタキ1900形

タキ1900形は、粉体セメント専用車として初めて40t積みを実現したタンク車です。何度も設計に改良を加えつつ1964年~1981年の長期にわたって製造されました。今回製作したのは1976年以降に製造された標準車のグループで、秩父セメントに所属していた車両となっています。番号は武州原谷駅常備の車でネットに写真が落ちていたタキ112630、タキ112631、タキ112636、タキ112642、タキ112651の5両をモデルとしています。

最初に製作したのは2014年で、ワキ800形やタキ29300形と共にお手軽にできる黒貨車として製作しました。落成から6年、シールの劣化も酷かったので塗装を塗りなおしました。同時に安中貨物用に塗り替えていたタンク車2両も黒に変更し、タキ1900形に編入することとしました。また、第9回鉄道模型広場inルミエールでの展示でセメント列車を増備する必要が生じたため、更に2両製造しました。

タキ112630側面

タキ112631側面

タキ112636側面

タキ112642側面

タキ112651側面
種車は昔からあるトーマスや金太郎などについていたタンク車です。実車の形を見ると昨今の新規金型のタキ43000形とはスタイルが違うため、この種車を採用しました。

「チチブセメント」の文字が目を引く側面の姿です。社紋はネットの写真を参考にトレースして製作してみました。増備するときは太平洋セメント仕様とかも欲しくなってきます。

ND55 219+タキ1900形
太平洋セメント藤原工場四日市港出荷センター専用線で働いていたND552 19号との並びです。2000年代前半から2010年頃にかけて、このような編成がよく見られたのでしょうか。
 
種車:ミルクタンク車
塗装:B-503 Mr.トップコートつや消し

   B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-515 Mr.サーフェイサー1200スプレー

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

車歴:2014年7月23日 タキ112636落成
   2014年7月29日 第1回大宮オフ持ち込み
   2014年8月15日 第8回プラレールひろばinちゅうおう走行
   2015年3月21・22日 第1回北本でんしゃ広場走行
   2015年7月12日 第2回プラレールひろばinきたもと走行
   2016年5月5日 第3回プラレールひろばinきたもと走行
   2018年3月18日 第4回プラレールひろばinきたもと走行
   2020年4月15日 タキ112636検査入場
   2020年4月19日 タキ112636検査出場、タキ112642、タキ112651落成
   2023年5月4・5日 第9回鉄道模型広場inルミエール展示
   2023年5月7日 タキ112630、タキ112631落成