Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

北海道旅客鉄道キハ40形700番台旭川車

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北海道旅客鉄道キハ40形700番台キハ40 733
キハ40形は国鉄が1977年から製造を開始したキハ40系に属する両運転台気動で、前面はキハ66系に準じた高運転台拡幅車体でした。エンジンこそ非力ではあったものの、大量生産で既存の気動車たちを置き換えていったローカル線の近代化を進めた気動車でした。特に今回制作した700番台はJR北海道ワンマン運転に対応した改造を施した番台で、141両が誕生しました。塗装は当初は青と萌黄色が少し離れた帯でしたが、後に二色の帯の間隔は無くなり、雨樋下の上帯も青に変更されています。今回制作したのは帯に間隔がなく、上帯が紫色の現行のJR北海道色の車両です。長年、JR北海道の鉄道輸送を支え続けたキハ40形でしたが、学園都市線の電化やH100形の増備で役目を追われて少しづつ数を減らしています。今回製作したキハ40 733はかつて上砂川支線を走っていた車で、現在も旭川車両センターに所属しています。
製作した理由として、以前から一番見慣れた現行のJR北海道色のキハ40形を作ってみたいという気持ちがあったこと、雅さんから頂いた酷寒地向け車の複製品が残っていたことがあります。旭川車にしたのは、近くの根室本線で今でも見かけることがあるからです。

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キハ40 733側面
雅さんのキハ40形の酷寒地形の複製品を使用しています。以前作ったキハ40形700番台旧JR北海道色と比べて窓配置が実車と同じになっており、トイレ窓も丁寧に仕上げられています。

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キハ40 716との並び
キハ40形700番台旧JR北海道色と並べてみました。スカート部分を撤去してしまっていること、タイフォンを撤去したことが違いです。また、今回は旭川車なので鹿笛を屋根上に設置しています。

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キハ40 733前面
現行のJR北海道色のキハ40形は以前から欲しかったので、この塗装を施すことが出来てうれしいです。また、雅さんの複製品を活用することが出来て良かったと思います。

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キハ40 733屋根上
屋根上の特徴は水タンクが製品と違って丸型になっていること、前述した鹿笛があることです。調べてみると鹿笛も種類や設置位置に違いがあるのですね。

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JR北海道色キハ40形の並び
右から旧JR北海道色、現行JR北海道色、やはさん製作のキハ48形です。今回作った現行のJR北海道色のベースは「灰色9号」を用いています。そのため、他のキハ40形と雰囲気が異なっています。実車のイメージで言えば、函館車と400番台以外はこの「灰色9号」くらいの塗装がベースになっている気がします。

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キハ40 733+キハ48
やはさんのキハ48形と繋げてみました。この車両は狂夜さん経由で今は我が家に在籍しています。
 
種車:キハ40形(複製品)

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   S-97 Mr.カラースプレー灰色9号

   SG14 ガンダムカラースプレーMSライトブルー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   GM12 ガンダムマーカーガンダムグレー

   XGM02 ガンダムマーカーEXシャインシルバー

   TS-35 タミヤカラースプレーライトグリーン

車歴:2021年9月19日 落成