Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

北海道旅客鉄道キハ54形500番台花咲線

f:id:sunagawarailway:20211116003301j:plain

北海道旅客鉄道キハ54形500番台キハ54 521
北海道旅客鉄道キハ54形は、1986年に日本国有鉄道が製作した気動車です。四国向けの温暖地型0番台と北海道向けの酷寒地型500番台があり、北海道旅客鉄道には500番台29両が在籍しています。分割民営化を目前とした国鉄が最終年度予算を使い、今後経営が厳しくなることが予想される三島会社(北海道、四国、九州)のため、将来の車両置き換えの負担を軽減するため製造しました。500番台は耐候性に優れるステンレス車体の採用、積雪や勾配に対応した2エンジン搭載など、実情に応じた設備を装備している一方、廃車発生品やバス部品の流用などのコスト削減も図られている。番号は釧路運輸所所属で以前は花咲線カラー、現在「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」になっているキハ54 521を選んでみました。現在はこのカラーは走っておらず、「ルパン三世」ラッピングのキハ54 522がその名残を残すのみです。
2017年の「第4回北本でんしゃ広場」でやはさんに作りかけの車体を貰い、数年間放置していましたが、2020年になって完成することになりました。作業の再開にあたって放置していた間に接着剤が劣化した箇所の貼り直しや、スカートの設置を行いました。また、塗装に関しては2008年の道東旅行で乗った花咲線のカラーにしてみました。

f:id:sunagawarailway:20211116003311j:plain

f:id:sunagawarailway:20211116003322j:plain

キハ54 521側面
側面は進行方向右側にトイレを設けているため、右側のみ窓が3枚になっています。種車205系の先頭車を使い、乗務員扉はそのまま残っています。

f:id:sunagawarailway:20211116003335j:plain

キハ22形700番台との並び
キハ22形700番台との並びです。活躍していた場所は違えど、形式としては並んだことがあったかもしれません。ジャンパ線とスカートが特徴的だと思ったので、今回はスカートもジャンパ線も省略せずに設置しました。

f:id:sunagawarailway:20211116003347j:plain

キハ54 521前面

 

顔の枠の部分は私ではなくやはさんが仕上げた箇所ですが、とても雰囲気が出ていると思います。

f:id:sunagawarailway:20211116003358j:plain

キハ54 521屋根上
屋根上です。205系そのままではなく、一度削り落としてベンチレーターを配置しなおしたそうです。

f:id:sunagawarailway:20211116003409j:plain

側面も205系と同じようなビードの配置にしていますが、205系の扉の幅を縮めて片開き扉を再現し、乗務員扉と客用扉の間のビードはそのまま活用しています。
 
種車205系先頭車・後尾車

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-515 Mr.サーフェイサー1200スプレー

   B-518 Mr.ベースホワイト1000スプレー

   S-1 Mr.カラースプレーホワイト(白)

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

   S-8 Mr.カラースプレーシルバー(銀)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   SG11 ガンダムカラースプレーMSシャアレッド

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

車歴:2020年4月11日 落成