ロシア鉄道ТГМ7形は、入換や小運転用に残っていた蒸気機関車の置き換え用として1974年から「Людиновский тепловозостроительный завод(リュディノフスキー機関車工場)」で49両製造された機関車です。この形式は1067mm軌間を採用しているサハリン鉄道局用の車両で本土用のТГМ3А形、ТГМ4形をベースにСахалин(サハリン)用の本線機関車ТГ16形同様のМ756В型を採用し、部品の共用化を図っています。サハリン島内の入換や小運転に使われ、Сокол-Быков線(旧帝国燃料興業内淵線)などでも使われていました。
ТГМ7形を製作したのはサハリンに行った時に見たことや、РЖД塗装の車両が欲しいなと思ったからです。
車体は製品そのままですが、РЖД塗装をDE10形に塗るのが非常に難しかったです。
同じ西武レッドを利用したJR貨物のスイッチャーとの並びです。将来的にはDE10形の塗り替えではなく設計して作りたいものです。
前面は前照灯部分を塗ることでТГМ7形らしい雰囲気にしています。
ナンバーもキリル文字を使ってそれらしく再現してみました。
種車:DE10形
車歴:2019年10月5日 落成