Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

北海道旅客鉄道キハ143形

北海道旅客鉄道キハ143形

北海道旅客鉄道キハ141系は、札幌周辺の人口増加に伴い沿線の都市化が進んだ札沼線の輸送力増強を目的として投入されました。キハ143形はキハ150形の駆動システムを用いて性能強化し1994年から1995年の間に11両が製造された形式です。100番台はトイレ無し、150番台にはトイレが設置されています。1996年からN-AU26形冷房装置で冷房化され、2012年6月1日の札沼線電化開業と同時に札沼線での運用を終了しました。キハ143形はワンマン運転対応工事を施工後、苫小牧運転所に転属して室蘭本線での711系の運用を置き換えました。一応、キハ143-102+キハ143-152の編成をモデルとしています。

キハ143形を製作したのは「SL銀河」が2015年夏に発売され、同年秋の「第2回北本でんしゃ広場」に合わせる形で作ったのが理由でした。2021年に名誉会長さんの協力で側面を置換することでリメイクを開始し、2021年8月に100番台、2022年10月に150番台のリメイクが完了しました。

キハ143-152(オハフ51 35)側面

キハ143形150番台はトイレを備え、動力車としています。苫小牧所属車の特徴である転落防止幌も設置しています。

キハ143-102(オハフ51 41)側面
キハ143形100番台の側面です。こちらはトイレが無く、知識不足によって苫小牧転属後の転落防止幌の設置も行えていません。

キハ143形運転台側

 

キハ143形運転台側の並びです。前後で顔の違いはありませんが、リメイク前と比べてスカートを設置したことに特徴があります。

キハ143-152前面

 

前面は製品そのまま、側面は置換しているので乗務員扉と前面の間が切り継ぎラインとなります。スカートはキハ40形用に設計したものを転用しています。

キハ143-152屋根上

 

屋根上は製品そのままです。完成してから知りましたが、後尾車の冷房の向きは本来逆になっているようで、製品のままではダメなようです。一番いいのは屋根をそのまま反転させる方法でしょうか。

製品では印刷によって再現されていた側面もカッティングマシンで置換することにより立体的になりました。また、苫小牧運転所特有の転落防止幌や妻面に回り込む塗装もしています。

スカートは外れやすいため裏側から0.5㎜プラバンを貼ることで衝撃に耐えれるようにしています。長さも基本的には干渉しないように設計しています。

 
種車:キハ143形「SL銀河」

塗装:B-511 Mr.ホワイトサーフェイサー1000(落成時)

   B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-515 Mr.サーフェイサー1200スプレー

   S-97 Mr.カラースプレー灰色9号(落成時)

   SG14 ガンダムカラースプレーMSライトブルー

   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー(落成時)

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   XGM02 ガンダムマーカーEXシャインシルバー

   TS-22 タミヤカラースプレーライトグリーン

車歴:2015年10月30日 落成
   2021年8月15日 キハ143-102出場
   2022年10月7日 キハ143-152出場