DF51形0900番台は日本國有鉄道最強の液体式ディーゼル機関車です。DD51形重連による運用のロスを解消するためにDML-61ZX型エンジン2基を搭載しています。0900番台は日本國有鉄道の公安機動隊特別強襲班(NRSAT)専用機関車で、寝台特急「北斗星」がジャックされた事件では、暴走した列車を3重連で停車させる役割を果たしました。
この機関車は「RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-」に登場するオリジナル車両の一つです。史実のDD51形を3軸動台車にし、F級ディーゼル機関車にした車両です。運転台の扉も側面と妻側両方に設けられており、1102号機と0900番台にはライトが増設されていて3つ目の機関車となっています。塗装は黒地に黄色の警戒色を纏うデザインで、公安機動隊特別強襲班所属を示す「NRSAT」のロゴがボンネットに施されています。「BLACK BEAR」の愛称がつけられており、キャブ部分にロゴが付いているのも特徴です。この車両たちは原作には登場せず、アニメ版のみに登場するオリジナル車両です。個人的にも好きな車両なので私が書いている架空鉄道の「砂川鉄道物語外伝」にも登場しており、札幌鉄道公安機動隊所属で岩見沢第一機関区に配置されているという設定でした。
0901号機が落成したのは2014年11月、「第1回プラレールひろばinきたもと」に合わせてでした。当時はアニメ版の「RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-」が終了した直後でモチベーションが高いまま仕上げた初めての國鉄車両でした。作例としてはらいぷらのEB42形「アプトくん」が初の國鉄車両のプラレール化だったはずです。0902号機は2016年2月、当時執筆中だった「砂川鉄道物語外伝」に登場させるために製作しました。この時にボンネット上のファンに色差しを行いました。0903号機は2018年10月、「第8回プラレールひろばinさっぽろ」に合わせて落成しています。アニメに登場した3重連を揃えるのに約4年間かかりました。
0901号機は当初無動力で落成しましたが、必要に迫られて動力を載せることになりました。
0902号機は「砂川鉄道物語外伝」に登場させるために落成させましたが、ハイアングルで撮影するために当初からボンネット上のファンを汚した状態で登場しています。
0903号機は最後に落成したカマですが、側面の黄帯が劣化してきたので2020年ごろに貼り替えを行っています。シールで作成すると側面ラジエターや曲面で剥がれてしまうのが難点ですが、塗装で再現するのも難しいため悩みどころです。
ボンネット上のファンもガンダムマーカーでの色差しです。当初はグレー一色だったのですが、上から撮影するときに味気なかったので色差しを行うことにしました。
ロゴ部分です。JR貨物の「レッドベア」のように「BLACK BEAR」の愛称がつけられており、キャブ部分にロゴも設けられています。ナンバープレートは最近の貼り替え時に国鉄機関車のフォントを使用することにしました。
塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢
S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)
S-8 Mr.カラースプレーシルバー(銀)
車歴:2014年11月30日 DF51 0901号落成
2016年2月5日 DF51 0902号落成
2018年10月21日 DF51 0903号落成