三岐鉄道ED5080形は、2003年の東武鉄道での貨物運用廃止後に三岐鉄道にやってきた機関車です。実際に走り始めるまでは期間を要しましたが、現在も元気にセメント輸送を行っています。当初は成田空港建設の砕石輸送のために新東京国際空港公団の私有機関車として1970年に落成し、空港完成に伴い1978年には東武鉄道に移籍してきました。
急遽三重県方面に行く用事が出来たため、思い付きで塗って完成させたのがED5080形でした。この状態を維持した期間は短かったですが、個人的にはかなり気に入ってる仕様です。機会が有ればしっかりと設計して作りたいなと思っています。
デキ500形として仕上げた車両を転用して製作したため、細部を見ると実車とは異なる点があります。塗装に関してもデキ500形の黄色塗装をマスキングし、その上に茶色を吹くことで三岐鉄道の雰囲気を出しています。実車と並べると僅かに薄い印象を感じます。
デキ500形同士の並びとも言えますが、ピンク色を纏ったデキ504との並びです。庇の有無で多少なりとも印象が変わりますね。種車にしたデキ502も庇が無い機関車です。
庇がない車両の為少しのっぺりとした印象になっています。実車はもう2mmほど運転台が高くなっています。
屋根上は塗らずに茶色のままにしました。プラレールのEF15形よりもシンプルな屋根上です。
車歴:2021年1月23日 落成
2021年6月22日 廃車
2021年7月7日 秩父鉄道デキ500形デキ506に再改造