Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

羽幌炭礦鉄道キハ22形

羽幌炭礦鉄道キハ22形キハ221

羽幌炭礦鉄道キハ22形は、羽幌炭礦鉄道が1960年に富士重工業で製造した気動車で、最終的に3両製造されました。ベースは日本国有鉄道のキハ22形で、運転台側の窓が旋回窓になっていることが大きな違いです。羽幌炭礦鉄道は1970年に廃止され、その後は3両とも茨城交通に移籍してきました。キハ221は3両の中でも最も早く1998年に廃車され、阿字ヶ浦駅に留置されていましたが2009年には解体されたようです。

この車両は「第14回北本でんしゃ広場」に合わせて落成し、イベント期間中も走行していました。しかし、ひたちなか海浜鉄道ではなく、あえて羽幌炭礦鉄道仕様として落成させています。その理由はキハ221は現存していないこと、原形の姿が好みだったこと、そして「第14回北本でんしゃ広場」向けというよりは「第7回プラレールひろばinさっぽろ」向けに製作していた車両だったことが最も大きな理由です。

キハ221側面
側面は以前製作したキハ22形700番台に準じています。帯がプレスドアを通っているのもあり、塗装には苦労しました。

三井芦別鉄道キハ100形との並び
三井芦別鉄道キハ100形との並びです。まず間違いなくこのような並びは存在していないでしょう。

キハ221前面
一番のこだわりは運転台側の窓に設置された旋回窓です。カッティングマシンで製作し、窓を塗り窓にすることで再現しました。これが無ければ羽幌炭礦鉄道のキハ22形とは言えないですよね。

キハ221屋根上
屋根上のベンチレーターは写真や模型などから6個で設置してみました。国鉄の分類としてはキハ22形0番台になるのでしょうか。

ひたちなか海浜鉄道キハ20形との並び

ひたちなか海浜鉄道のキハ205との並びです。当然活躍時期が重なっているために並ぶことはあったでしょう。

 

種車:新メカ台車

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-515 Mr.サーフェイサー1200スプレー

   S-1 Mr.カラースプレーホワイト(白)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   GM12 ガンダムマーカーガンダムグレー

   XGM02 ガンダムマーカーEXシャインシルバー

   SP-02 鉄道スプレーぶどう色2号

車歴:2022年3月6日 落成