Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

秩父鉄道デキ500形(ピンク色)

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秩父鉄道デキ500形デキ504

秩父鉄道デキ500形は、1973年にデキ300形の増備機として501、502が製造されました。6年後には三ヶ尻線開業に合わせて503、504を増備、その後も増備を続け、太平洋セメント所有の507を含めて7両製造されました。1973年の501、502とそれ以降の504~507では大きく外見が異なり、今回は三ヶ尻線開業に合わせて増備されたデキ504をモデルに制作しました。今回制作したデキ504は「わくわく鉄道フェスタ2018」に合わせてピンク色になったカマです。

製作動機は桜の色みたいでかわいいし、運転会でも映えそうという物でした。思いの外手間がかかってしまいましたが、納得のいく出来に仕上がったのでよかったです。種車DD51形の足回りとカッティングマシンで切り出したプラ板からの製作です。

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デキ504側面

秩父鉄道のデッキ付き電気機関車たちは基本的に側面4枚窓でルーバーが二つなのでそれを再現しました。ルーバーは2枚目のプラ板にスジ彫りすることで少し深さを出しています。乗務員室の窓の柱が一本折れてしまったのがショックです。

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えちごやさん製作のデキ500形(標準色)との並び

えちごやさんはカニ24形の前面を用いたというのもあり、かなり丸みを帯びた形状になっていますが、私のはかなり角ばった印象で仕上げました。

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デキ504前面

前面の後退角はプラバンの裏にスジ彫りを入れることで再現しています。他にもデキ500形(後期型)の特徴とも言える庇を、小さくカッコよく仕上げるのに苦労しました。また、デッキ部分も新たに作り直しており、DD51形を使いまわすよりも立体感のある仕上がりを目指しています。ちなみに尾灯の位置をつけ間違えており、本来はデキ506、507のみ該当する車体に埋め込まれた尾灯にしてしまいました。塗装段階で気づいてしまい、泣く泣くそのまま塗ることに・・・・

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デキ504屋根上

パンタグラフは製品の物をそのまま使用するために屋根に穴を開けることで対応しました。屋根上機器は気合で作りましたが、ライト部分は箱を組んで削ることにより再現しています。

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デキ504連結器部分

イベントなどで重連運転することもあるので、台車側に連結器を装備できるようにしています。

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秩父鉄道デキ500形(後期型)図面

今回は図面をJw_Cadを用いて製作し、カッティングマシンでプラ板を切り出すという形で製作しました。図面製作から切り出し、組み立て、塗装とフルスクラッチの工程を通しで行うことが出来、個人的にかなり満足度の高い作品に仕上がったと思います。

 

種車DD51形(台車)

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-518 Mr.ベースホワイト1000スプレー

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-1 Mr.カラースプレーホワイト(白)

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   S-63 Mr.カラースプレーピンク(桃)

   GM07 ガンダムマーカーガンダムレッド

   GM12 ガンダムマーカーガンダムグレー

車歴:2020年9月18日 落成

   2020年9月20日 第12.5回北本でんしゃ広場走行

   2020年9月26日 親子写真撮影(熊谷・寄居駅)

   2020年10月4日 親子写真撮影(武川駅)

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