Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

札幌市交通局A830形

札幌市交通局A830形A831+A832 札幌市交通局A830形は、1964年に登場したA820形を改良型として1965年に製造された連接車です。A820形同様、曲面を多用した美しいスタイルで鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。A820形との相違点として片側4扉から3扉に変…

秩父鉄道デキ500形デキ504の歩み

「第12.5回北本でんしゃ広場」にて ヲキ・ヲキフ100形の16両編成を牽く姿です。落成直後の運転会となりましたが、元気に走ってくれて満足しました。 「第12.5回北本でんしゃ広場」にて アメリカ生まれのKeystoneをプッシュプルで牽引する様子、三ヶ尻線の甲…

秩父鉄道デキ500形(ピンク色)

秩父鉄道デキ500形デキ504 秩父鉄道デキ500形は、1973年にデキ300形の増備機として501、502が製造されました。6年後には三ヶ尻線開業に合わせて503、504を増備、その後も増備を続け、太平洋セメント所有の507を含めて7両製造されました。1973年の501、502と…

番外編Ⅰ第3話「晴れ舞台に向けて」

白矢は、改めてトマサホの破損状況の確認と整備期間の算出を行う。そして上司である田辺の元へ出向き、作成した書類を提出する。 「期間的には可能だと考えます。予算に関しても、リゾート特急新造よりも安くつくと考えています」 「だが、白矢君。修復の予…

番外編Ⅰ第2話「想定外、解体の阻止へ」

解体の日が近づき、既に三日前となっていた。本日、廃車の手続きが実施される予定である。毎朝8時に行われる車輌整備課の朝礼の時、社長の久北が駆け込んできた。課長を勤める田辺も想定外だったようで、口をパクパクさせている。 「諸君、朝礼の邪魔をして…

番外編Ⅰ第1話「トマムサホロエクスプレス」

特急「フラノラベンダーエクスプレス4号」ジャック事件から1年近く経っただろうか、アブラゼミの鳴き声が聞こえ始めた初夏の朝、白矢が恐れていたことがついに決定してしまった。正直、國鉄との話し合いに暗雲が立ち込めているのは、経営陣と無関係の白矢に…

外伝Ⅰ第8話「汽笛」

ヒュイィィ、ヒュイィィ、ヒュイィィィィィーー 「今、何か聞こえなかったか?」 「いえ、何も」 ピーーーー、ピーーーー、ピィィィーーーーーー 「「「これは汽笛の音」」」 長崎、白矢、岡部の3人は同時に声を上げた。確かに聞こえた、汽笛の音が。 その直…

外伝Ⅰ第7話「止まらぬ列車」

列車の操作も効かないまま岩見沢駅を発車した「フラノラベンダーエクスプレス4号」、いや既に列車名など無いただの暴走列車だ。 長崎は慌てて運転席に戻る。鉄道公安隊での訓練で、最低限の操作位なら長崎にもできる。しかし、マスコンを戻しブレーキをかけ…

2020年9月のトップページ

2020年9月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…