Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

2020-01-01から1年間の記事一覧

日本國有鉄道EF68形500番台(RAIL WARS!)

日本國有鉄道EF68形500番台EF68 501 EF68形500番台は日本國有鉄道の最新鋭の汎用型直流電気機関車です。老朽化したEF65形やEF66形の後継機として計画され、貨物牽引に特化したF形や客車用のP形、両方に対応したPF形などがあります。500番台は東海道本線の寝…

「RAIL WARS!」の表紙の話

2012年1月に1巻が発売されてから8年、「RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-」の最終巻となる20巻が2020年12月12日に発売されることが決定しました。8年間続いてきた警四の物語にも、ついに終止符が打たれるようです。終了は残念ですが、20巻というキリのよい数…

万葉線MLRV1000形

万葉線MLRV1000形MLRV1003 万葉線MLRV1000形は、万葉線が第三セクター化されて最初に自社で導入した車両です。新潟トランシスがドイツのAEG社と業務提携して販売を開始した超低床車の一つです。熊本の9700形、岡山の9200形に続く3例目の導入となります。2車…

東海旅客鉄道911形911-2の歩み

砂川機関区にて 着工は2014年9月9日、最初の加工は2エンド側のナンバープレート台座を取り出すことからでした。この加工はEF68形のナンバープレート台座の複製に生かす目的もありました。余談ですが、この時期は初めてのちゅうおう正式参加以来、改造を半月…

東海旅客鉄道911形

東海旅客鉄道911形911-2 911形は、1964年の新幹線開業時に新幹線電車救援専用として製造された液体式ディーゼル機関車です。DD51形をベースに6軸駆動に改め、青20号と黄5号の塗装に身を包んでいます。最高速度は日本のディーゼル機関車史上最速の時速160km/h…

2020年12月のトップページ

2020年12月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

東日本旅客鉄道キハ30形

東日本旅客鉄道キハ30形キハ30 100 キハ30形は国鉄が1961年から製造を開始した気動車で、同一の設計を用いたものにキハ35・36形も存在します。キハ30形はこれらの気動車のうちトイレ無しの両運転台の車両を指します。これらの気動車は大都市近郊の非電化区間…

東日本旅客鉄道キハ35・36形

東日本旅客鉄道キハ35・36形 キハ35・36形は国鉄が1961年から製造を開始した気動車で、同一の設計を用いたものにキハ30形も存在します。キハ35形はこれらの気動車のうちトイレ付き片運転台、キハ36形はトイレ無し片運転台の車両を指します。これらの気動車は…

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2020年11月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

建設省加藤製作所製機関車

建設省加藤製作所製機関車5-Tg-5 建設省北陸地方建設局に在籍していた5-Tg-5は、上流に立山カルデラを抱える常願寺川の砂防工事に従事する立山砂防軌道の機関車として、1963年に加藤製作所で製造されました。加藤製作所の機関車としては最末期の仕様で、立山…

2020年10月5日 秩父鉄道電気機関車撮影会返却回送

2020年10月3、4日に開催された「秩父鉄道電気機関車撮影会」で使用したヲキ・ヲキフ100形の返却回送が行われました。今回が秩父鉄道三ヶ尻線を走る最後の列車になるかもしれないと思い、出向くことにしました。個人的な話になりますが、三ヶ尻線は地元路線と…

2020年10月のトップページ

2020年10月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

札幌市交通局A830形

札幌市交通局A830形A831+A832 札幌市交通局A830形は、1964年に登場したA820形を改良型として1965年に製造された連接車です。A820形同様、曲面を多用した美しいスタイルで鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。A820形との相違点として片側4扉から3扉に変…

秩父鉄道デキ500形デキ504の歩み

「第12.5回北本でんしゃ広場」にて ヲキ・ヲキフ100形の16両編成を牽く姿です。落成直後の運転会となりましたが、元気に走ってくれて満足しました。 「第12.5回北本でんしゃ広場」にて アメリカ生まれのKeystoneをプッシュプルで牽引する様子、三ヶ尻線の甲…

秩父鉄道デキ500形(ピンク色)

秩父鉄道デキ500形デキ504 秩父鉄道デキ500形は、1973年にデキ300形の増備機として501、502が製造されました。6年後には三ヶ尻線開業に合わせて503、504を増備、その後も増備を続け、太平洋セメント所有の507を含めて7両製造されました。1973年の501、502と…

番外編Ⅰ第3話「晴れ舞台に向けて」

白矢は、改めてトマサホの破損状況の確認と整備期間の算出を行う。そして上司である田辺の元へ出向き、作成した書類を提出する。 「期間的には可能だと考えます。予算に関しても、リゾート特急新造よりも安くつくと考えています」 「だが、白矢君。修復の予…

番外編Ⅰ第2話「想定外、解体の阻止へ」

解体の日が近づき、既に三日前となっていた。本日、廃車の手続きが実施される予定である。毎朝8時に行われる車輌整備課の朝礼の時、社長の久北が駆け込んできた。課長を勤める田辺も想定外だったようで、口をパクパクさせている。 「諸君、朝礼の邪魔をして…

番外編Ⅰ第1話「トマムサホロエクスプレス」

特急「フラノラベンダーエクスプレス4号」ジャック事件から1年近く経っただろうか、アブラゼミの鳴き声が聞こえ始めた初夏の朝、白矢が恐れていたことがついに決定してしまった。正直、國鉄との話し合いに暗雲が立ち込めているのは、経営陣と無関係の白矢に…

外伝Ⅰ第8話「汽笛」

ヒュイィィ、ヒュイィィ、ヒュイィィィィィーー 「今、何か聞こえなかったか?」 「いえ、何も」 ピーーーー、ピーーーー、ピィィィーーーーーー 「「「これは汽笛の音」」」 長崎、白矢、岡部の3人は同時に声を上げた。確かに聞こえた、汽笛の音が。 その直…

外伝Ⅰ第7話「止まらぬ列車」

列車の操作も効かないまま岩見沢駅を発車した「フラノラベンダーエクスプレス4号」、いや既に列車名など無いただの暴走列車だ。 長崎は慌てて運転席に戻る。鉄道公安隊での訓練で、最低限の操作位なら長崎にもできる。しかし、マスコンを戻しブレーキをかけ…

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2020年9月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

外伝Ⅰ第6話「岩見沢停車、定刻通り?」

「お、伊集院帰ってきたか。かなりドタバタやってたみたいだけど、敵は倒せたのか」 高田は乗務員室から階段を登ってくる。 「敵は一人だったのか?」 「いやー、それがですね……」 「歯切れが悪いな、まさか取り逃がしたんじゃないだろうな?」 「高田という…

外伝Ⅰ第5話「車内格闘、走り続ける列車」

静まり返った車内、走り続ける「フラノラベンダーエクスプレス4号」、長崎は身動きもとれないまま、車内の中央付近に立ち尽くしていた。 「乗客もオジサマも思ったより聞き分けがいいのね。さっきの車内放送で自分たちの立場が理解できたのかしら」 聞こえる…

外伝Ⅰ第4話「函館本線、車内警戒」

「おっと、動かないでくださいね。下手に動くとひどい目に遭いますよ……ククク」 気が付くと首元には冷たい感触があり、背後には小柄な人物が張り付くように迫っていた。迂闊だった、第三警備班の鬼と呼ばれた長崎もこの至近距離ではどうにも出来ない・・・・…

外伝Ⅰ第3話「國鉄線内、出発進行」

『まもなく、砂川、砂川です。砂川駅から進行方向が変わります。また、砂川駅では乗務員の交代を行いますため、4分程停車いたします。砂川駅の発車は17時51分です』 車内放送の音で目が覚めた。上砂川辺りから記憶が途切れている。10分程寝ていたのだろうか。…

外伝Ⅰ第2話「フラノラベンダーエクスプレス4号」

砂川鉄道の普通列車は切欠きホームの4番線から発着するが、特急列車は國鉄の5番線を間借りしている。5番線に停車しているのは、砂川鉄道のフラッグシップ車両キハ83・84形、通称「トマムサホロエクスプレス」だ。白い車体にオレンジの帯、窓回りは黒色で処理…

外伝Ⅰ第1話「國鉄職員の休暇」

夏も半分が終わり、世間はお盆休みを終えて通常業務に戻ろうかとしている。そんな中、待望の長期休暇をもらい、旅行に来ている一人の國鉄職員が居た。彼の名は長崎と言い、普段は都内の部署で勤務している。無口な雰囲気で目つきが鋭く、大柄で引き締まった…

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日本国有鉄道ワム70000形

日本国有鉄道ワム70000形ワム75596 日本国有鉄道ワム70000形は1958年から製作が開始された2軸有蓋車です。先代形式となるワム90000形と比べ、大量生産に適した車体構造、フォークリフトなどの荷役機械に対応した内部構造を持ち、5710両製作されました。当初…

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