Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

2023年2月のトップページ

2023年2月のトップページ

プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していました。

当ブログではプラレールを中心に保存車/廃車体等の鉄道趣味のメジャーではない部分に焦点を当てて取り扱っていきたいと思います。文章力が無く下手な文章となってしまうかもしれませんが読んで頂けると幸いです。
 

今月のトップページは、1月半ばに訪問した旧揖斐川橋梁からです。旧揖斐川橋梁は1887年に大垣~加納駅間が開業したときに架設されました。1913年に複線の新橋が開通したのに伴い鉄道橋としては役目を終えました。その後は道路橋、さらに人道橋に転用されて現在まで利用され続けています。今回は久々にレンタサイクルを利用して訪問しました。現在の鉄道橋と比べて小ぶりな設計ではありますが、200ftもあるトラス橋として日本各地に架設された由緒正しき橋梁を自転車で渡ることが出来るのは貴重な経験だと思います。特に揖斐川橋梁は当初架設された位置に残されていることもあり、国指定の重要文化財にも選定されています。

 

重要なお知らせ
2022年夏のコミックマーケットC100で頒布した「専用線ヒストリー砂川駅編ー木工場と砂利場を支えた専用線ー」ですが、「空知鉄道遺産研究所」名義でBoothでの通販を開始しました。下記のリンクにも追加しておきました。また、目次欄にも「空知鉄道遺産研究所」を追加しました。
 
初代ブログ「保存車とプラレール
二代目ブログ「砂川鉄道の保存車とプラレール
三代目ブログ「砂川鉄道広報課」
初代バスブログ「朝日カラーのバスブログ」
二代目バスブログ「赤白バスに魅せられて
在籍プラレール団体ブログ「JOIN-T
同人誌通販店舗「空知鉄道遺産研究所
 
ブログ内目次
 
プラレールの改造はメーカーであるタカラトミー様は推奨していません。改造はあくまで自己責任でお願いします。改造されて怪我等をされても当blog及びメーカー様は一切の責任を負いません。
*肖像権が関わる画像や企業名などが写っている画像は予め加工しています。
*敷地内で撮影した画像は全て許可を得て撮影しています。

2024年4月のトップページ

2024年4月のトップページ

プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していました。

当ブログではプラレールを中心に保存車/廃車体等の鉄道趣味のメジャーではない部分に焦点を当てて、取り扱っていきたいと思います。文章力が無く下手な文章となってしまうかもしれませんが、読んで頂けると幸いです。

 

今月のトップページは、大鰐温泉駅を発車する特急「つがる」と跨線橋です。個人的に青森県、特に弘前周辺が好きなこともあり、大鰐温泉駅にも何度か足を運んでいます。大鰐温泉駅周辺には「鰐come」と呼ばれる地域交流センターがあり、気軽に日帰り入浴が出来ます。また、大鰐温泉駅に隣接して弘南鉄道大鰐線大鰐駅があり、そこからは東急7000系譲渡車に乗って弘前市中心部エリアの中央弘前駅へ行くこともできます。中央弘前駅周辺には弘前城を中心として、江戸から近代まで様々な建築が残されています。機会があれば是非弘前周辺に行ってみてください。

昨年2月まで毎月更新していたトップページでしたが、実父が亡くなった頃より更新を停止しておりました。2024年4月より生活が大きく変わることになり、いい機会のために更新を再開することにします。これからも「Sunagawa Railway」をよろしくお願いいたします。

 

重要なお知らせ

2023年冬のコミックマーケットC103で頒布した「プラレールで辿る貨物列車」ですが、当日中に完売してしまったため再発行を予定しております。2024年夏のコミックマーケットC104で再販できればと考えております。「空知鉄道遺産研究所」では既刊の『専用線ヒストリー ①砂川編 ー三井専用鉄道と川口砂利鉄道ー』は書籍版、『専用線ヒストリー ②様似編 ―三井軌道と日高工場専用線―』はデータ版で販売を継続しています。よろしくお願いいたします。

 

初代ブログ「保存車とプラレール

二代目ブログ「砂川鉄道の保存車とプラレール

三代目ブログ「砂川鉄道広報課」

初代バスブログ「朝日カラーのバスブログ」

二代目バスブログ「赤白バスに魅せられて

在籍プラレール団体ブログ「JOIN-T

同人誌通販店舗「空知鉄道遺産研究所

 

ブログ内目次

撮影記録

想ひ出の保存車

空知鉄道遺産研究所

改造プラレール

 砂川鉄道物語

リンク集

 

プラレールの改造はメーカーであるタカラトミー様は推奨していません。改造はあくまで自己責任でお願いします。改造をして怪我等をされても当ブログ及びメーカー様は一切の責任を負いません。

*肖像権が関わる画像や企業名などが写っている画像は予め加工しています。

*敷地内で撮影した画像は全て許可を得て撮影しています。

「改造プラレール」目次()

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はじめに

当書庫では、私が改造・製作したプラレール車両などの作品を紹介していきます。記事は「改造作品紹介」と「改造作品の歩み」の二つに分けてあり、改造作品の概要のみの場合は「改造作品紹介」、運転会等の参加記録や改造中の画像については「改造作品の歩み」の方に画像を掲載しています。また、量が少ない場合は分けずにそのまま記載している場合もあります。該当記事へは[紹介][歩み]を押していただけると移動することが出来ます。また、赤文字で記載している車両は既に廃車、青文字の車両は休車になっている車両となっています。

事業者別目次

日本国有鉄道

8620形[福][製作予定]

f:id:sunagawarailway:20200831141007p:plain9600形[滝][紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831141035p:plainC56形[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831141112p:plainD51[高一][紹介][歩み][旧ブログ]

D51形[延][はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831141112p:plainD51形[奈][はまのべ様ブログ]

D51形[浜][紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831141112p:plainD51形[新][はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831141112p:plainD51形[中][はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831141112p:plainD51形[中][はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831141112p:plainD51形[追][はまのべ様ブログ]

EC40形[紹介][歩み][作品235]

f:id:sunagawarailway:20200831141423p:plainED76形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831141423p:plainEF70形「なかよし号」[紹介][歩み]

DD14形[紹介][歩み][作品247]

f:id:sunagawarailway:20200831142439p:plainDF50形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainE5形貨車移動機[KTR802様ブログ]

F6形貨車移動機[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831113851p:plain711系(国鉄色)[紹介][歩み][作品99]

キハ21形[製作予定]

f:id:sunagawarailway:20220209013644p:plainキハ22形[紹介][歩み][作品230]

キハ45形[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831114341p:plainキハ48形300番台(首都圏色)[紹介][歩み]

三等客車[紹介][歩み][旧ブログ]

ナロ20850形[紹介][歩み][作品232]

ナハ22000形[紹介][歩み][作品238]

ナハフ24000形[紹介][歩み][作品232]

オユ26150形[製作中]

マニ30形[はまのべ様ブログ]

オハ32000形[紹介][歩み][作品239]

f:id:sunagawarailway:20200831125600p:plainスハフ42形(はまのべ様納品済)[紹介][歩み][作品]

オハ47形「なかよし号」[紹介][歩み]

スロフ62形[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831141903p:plainコキ50000形[紹介][歩み][作品163]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainセキ1形[紹介][歩み][作品240]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainセキ3000形[紹介][歩み][作品152]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainソ30形[紹介][歩み][作品95]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainチ1000形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainトラ90000形[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831140816p:plainトキ15000形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainトキ25000形[紹介][歩み][作品265]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainポム1形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainヤ210形(はまのべ様製作)

ヨ3500形[紹介][歩み][作品236]

f:id:sunagawarailway:20200831142020p:plainヨ5000形[紹介][歩み][作品231]

9000形[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainレム5000形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム70000形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム70000形(配給車代用)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831131657p:plainワム80000形[紹介][歩み][作品88]

f:id:sunagawarailway:20200831131657p:plainワム80000形(配給車代用)[製作中]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム80000形(レンタル倉庫)[紹介][歩み][作品105]

f:id:sunagawarailway:20200831131657p:plainワム80000形280000番台(配給車代用)[紹介][歩み][作品130]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム80000形580000番台[紹介][歩み][作品159]

f:id:sunagawarailway:20200831131657p:plainワム80000形581000番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム90000形[紹介][歩み]

北海道旅客鉄道

C11形(狂夜様製作)

f:id:sunagawarailway:20200831125257p:plainED79[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831125257p:plainED79形(はまのべ様製作)

DE15形1500番台(狂夜様製作)

f:id:sunagawarailway:20200831114745p:plainDE15形2500番台[紹介][歩み][旧ブログ][はまのべ様ブログ] 

f:id:sunagawarailway:20200831115441p:plain781系[紹介][歩み][作品101]

f:id:sunagawarailway:20200831115013p:plain785系[紹介][歩み][作品242]

f:id:sunagawarailway:20200831125917p:plain785系300番台[紹介][歩み][作品215]

f:id:sunagawarailway:20200831125945p:plain789系[紹介][歩み][作品215]

f:id:sunagawarailway:20211115095048p:plain789系(パシフィック様製作)

f:id:sunagawarailway:20200831130004p:plain789系1000番台[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainキハ22形200番台(中頓別色)[紹介][歩み][作品243]

f:id:sunagawarailway:20210920102945p:plainキハ22形700番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210920102945p:plainキハ22形700番台(まつ様製作)

キハ40形350番台[紹介][歩み][作品245]

f:id:sunagawarailway:20200831115458p:plainキハ40形700番台(旧北海道色)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210920102900p:plainキハ40形700番台(旭川車)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210920102900p:plainキハ40形700番台(函館車)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210920102900p:plainキハ48形300番台(北海道色)(やは様製作)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831130200p:plainキハ54形500番台[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831130200p:plainキハ54形500番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831115207p:plainキハ54形500番台花咲線[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831115622p:plainキハ56形100番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831114653p:plainキハ56形550番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831115719p:plainキハ83・84形「トマムサホロエクスプレス」[紹介][歩み][作品149]

f:id:sunagawarailway:20200831130230p:plainキハ143形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831132202p:plainキサロハ182形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831132540p:plainキハ183形5100番台(サロハユニセフ様製作)

f:id:sunagawarailway:20200831115120p:plainキハ261系1000番台[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831125354p:plain14・24系寝台車「はまなす[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831125516p:plain14系500番台[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831125516p:plain14系500番台(狂夜様製作)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831125600p:plainスハシ44形[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainヨ3500形(すずらん号)[紹介][歩み][作品]

東日本旅客鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831132443p:plainEF64形1000番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20220418002727p:plainDE10形1000番台[はまのべ様ブログ]

185系200番台[紹介][歩み][作品270]

f:id:sunagawarailway:20211021010355p:plain205系[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831132845p:plain205系5000番台[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831130519p:plain211系3000番台[紹介][歩み][作品168]

E231系1000番台[はまのべ様ブログ]

E257系500番台[はまのべ様ブログ]

E257系5500番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831132938p:plain415系1500番台[紹介][歩み][作品248]

f:id:sunagawarailway:20200831130836p:plain485系勝田車[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831130719p:plain651系1000番台[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831130719p:plain651系1000番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831130749p:plain701系100番台[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831130955p:plain701系1000番台盛岡色[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831131024p:plain719系[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20210219132709p:plainE751系[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210224101910p:plainキハ22形200番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831144610p:plainキハ30形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831144539p:plainキハ35・36形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210224102037p:plainキハ40形500番台[紹介][歩み][作品210]

f:id:sunagawarailway:20220302125421p:plainキハ40形500番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20211019003359p:plainキハ40形2000番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20220302125259p:plainキハ48形500番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20210318205833p:plainf:id:sunagawarailway:20210318205843p:plainキハ48形「きらきらみちのく」[紹介][歩み]

キハ48形「リゾートうみねこ[紹介][歩み][作品273]

キハ110形「快速はまゆり」[紹介][歩み][作品234]

f:id:sunagawarailway:20211115100242p:plainキハE130系500番台[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainキハ160形500番台(オリジナル)[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831115830p:plain12系2000番台[紹介][歩み][作品30]

f:id:sunagawarailway:20200831131130p:plainf:id:sunagawarailway:20200831131143p:plain24系「あけぼの」[紹介][歩み][作品204]

f:id:sunagawarailway:20220418002817p:plainf:id:sunagawarailway:20220418002828p:plain50系「ノスタルジックビュートレイン」[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainKC-LV380L型(BRT)[紹介][歩み][作品211]

東海旅客鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831133050p:plainEF65[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831133110p:plain12系700番台「ユーロライナー」[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831131408p:plain911[紹介][歩み][はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plain08-2X型[紹介][歩み][作品]

西日本旅客鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831133403p:plainEF81形[紹介][歩み][作品171]

f:id:sunagawarailway:20200831133420p:plain457系[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831133429p:plain475系[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831133349p:plainスシ24形[紹介][歩み]

四国旅客鉄道

キハ32形[紹介][歩み][作品261]

九州旅客鉄道

ED76形「パノラマライナーサザンクロス」[紹介][歩み][作品244]

f:id:sunagawarailway:20200831131422p:plainキハ183形1000番台[紹介][歩み][作品]

日本貨物鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831131514p:plainED79形50番台[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831131532p:plainED500形[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831131623p:plainEF65形1000番台[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831133651p:plainEF81形300番台[紹介][歩み][作品171]

f:id:sunagawarailway:20220307194544p:plainEH200[はまのべ様ブログ]

f:id:sunagawarailway:20211026124419p:plain入換動車(らいぷら様製作)[紹介][歩み][作品76]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainトキ25000形(花王専用)[紹介][歩み][作品262]

f:id:sunagawarailway:20200831131657p:plainワム80000形280000番台[紹介][歩み][作品160]

f:id:sunagawarailway:20200831131717p:plainワム80000形280000番[製作中]

f:id:sunagawarailway:20200831131717p:plainワム80000形380000番台[紹介][歩み][作品85]

建設省

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plain加藤製作所機関車[紹介][歩み]

札幌市交通局

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plain3300形(オリジナル塗装)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200916210123p:plainA830形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211115102127p:plainA1200形(まつ様製作)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211115102037p:plainM100形(まつ様製作)[紹介][歩み]

名古屋市交通局

3050形[紹介][歩み][作品271]

東武鉄道

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plain6000系(にっこうかいそく)[紹介][歩み][作品120]

f:id:sunagawarailway:20200831120032p:plain6050系[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831120047p:plain50090系「フライング東上号」[紹介][歩み][作品108]

キハ2000形(快速色)[紹介][歩み][作品258]

西武鉄道

f:id:sunagawarailway:20210920103530p:plain4000系[製作中]

f:id:sunagawarailway:20200831133926p:plain10000系「レッドアロークラシック」[紹介][歩み][作品158]

名古屋鉄道

f:id:sunagawarailway:20201108155617p:plainキハ8000系[紹介][歩み][作品175]

京阪電気鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831143256p:plain600形「ちはやふる[紹介][歩み][作品]

三井芦別鉄道

キハ100形[紹介][歩み]

三菱石炭鉱業

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainセキ1形[紹介][歩み][作品249]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainセキ2形[紹介][歩み][作品249]

羽幌炭礦鉄道

f:id:sunagawarailway:20220209012203p:plainキハ22形[紹介][歩み]

太平洋石炭販売輸送

DE600形(七峰様製作)

北海道ちほく高原鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831120307p:plainCR70形[紹介][歩み][作品127]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainCR70形「なつぞら[紹介][歩み][作品150]

道南いさりび鉄道

f:id:sunagawarailway:20211110234418p:plainキハ40形(カシがま様製作)

三井物産

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainマッファイ[紹介][歩み][作品255]

青い森鉄道

f:id:sunagawarailway:20211115094943p:plain青い森701系(けーきP様製作)

弘南鉄道

f:id:sunagawarailway:20210308191941p:plain7000系[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831142331p:plainキハ22形[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831142331p:plainキハ22形(やは様納品済)[紹介][歩み][作品109]

f:id:sunagawarailway:20200831140816p:plainト1形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム20形[紹介][歩み]

津軽鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831142344p:plainキハ22形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainタム500形[紹介][歩み]

下北交通

キハ85[紹介][歩み][作品233]

三陸鉄道

f:id:sunagawarailway:20210219133111p:plain36-200形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210318205918p:plain36-700形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20210223232517p:plain36-2110形[紹介][歩み][作品274]

岩手開発鉄道

f:id:sunagawarailway:20210318205503p:plainDD56形[紹介][歩み]

松尾鉱業

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainスハフ7形[紹介][歩み][作品272]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainホハフ10形[紹介][歩み][作品272]

小坂製錬

DD130形[紹介][歩み][作品275]

くりはら田園鉄道

KD10形[池谷様ブログ]

会津鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831120032p:plain6050系200番台[紹介][歩み]

AT-100形[紹介][歩み][作品251]

f:id:sunagawarailway:20200831140538p:plainAT-300形[紹介][歩み][作品177]

f:id:sunagawarailway:20210303155031p:plainf:id:sunagawarailway:20210303155043p:plainAT-400形[紹介][歩み][作品250]

 f:id:sunagawarailway:20210323003911p:plainAT-700形[紹介][歩み]

ひたちなか海浜鉄道

f:id:sunagawarailway:20220209012215p:plainキハ20形[紹介][歩み]

宇都宮ライトレール

f:id:sunagawarailway:20210920103652p:plainHU300形[紹介][歩み]

秩父鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831135352p:plainC58形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831120557p:plainデキ100形(108)[紹介][歩み]][歩み]

f:id:sunagawarailway:20201006135703p:plainデキ500形(黄色)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200916210217p:plainデキ500形(ピンク色)[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831135337p:plainデキ500形(茶色)[紹介][歩み][作品56]

f:id:sunagawarailway:20210920103340p:plainデキ500形(赤色)[紹介][歩み][作品268]

f:id:sunagawarailway:20210220015309p:plain100形[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831120615p:plain1000系[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20200831120631p:plain3000系[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20200831120648p:plain12系[紹介][歩み][旧ブログ]

トキ500形[紹介][歩み][作品264]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワキ800形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainヲキ・ヲキフ100形[紹介][歩み]

いすみ鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831135454p:plainいすみ350形(ぺたぞう様納品済)[紹介][歩み]

富山地方鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831134223p:plain9000形[紹介][歩み]

万葉線

f:id:sunagawarailway:20201210164107p:plainMLRV1000形[紹介][歩み]

千頭森林鉄道

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plain酒井3.5t機[紹介][歩み][作品257]

名古屋ガイドウェイバス

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainGB-1000形[紹介][歩み][旧ブログ]

三岐鉄道

f:id:sunagawarailway:20210123140537p:plainED5080形[紹介][歩み]

水島臨海鉄道

f:id:sunagawarailway:20210920103848p:plainキハ20形[紹介][歩み]

島原鉄道

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム80000形[紹介][歩み]

南薩鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831135645p:plainC12形[紹介][歩み][旧ブログ]

大東製糖

f:id:sunagawarailway:20200831144235p:plain客車[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainサトウキビ貨車[紹介][歩み][作品136]

東鉄工業

f:id:sunagawarailway:20211026122003p:plainKSP2002型[紹介][歩み]

日本オイルターミナル

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainタキ43000形[紹介][歩み][作品222]

古河機械金属

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainタキ29300形[紹介][歩み][作品172]

秩父セメント

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainタキ1900形[紹介][歩み]

太平洋セメント

ND552形[紹介][歩み][作品266]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainタキ1900形[紹介][歩み][作品267]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainホキ10000形[紹介][歩み][作品259]

東邦亜鉛

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainタキ1200形[紹介][歩み][作品263]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainトキ25000形[紹介][歩み][作品263]

London Transport

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainClass 5700[紹介][歩み]

ロシア鉄道極東鉄道支社サハリン地域部

(Сахалинский регион Дальневосточной железной дороги филиала Российские железные дороги)

f:id:sunagawarailway:20200831141112p:plainD51[紹介][歩み][作品154]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainТГМ7形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831121003p:plainК-1形[紹介][歩み]

ПР-50形[製作中]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plain石炭車[紹介][歩み][作品117]

日本國有鉄道

f:id:sunagawarailway:20201214120807p:plainC62形[紹介][歩み][作品45]

f:id:sunagawarailway:20200831140051p:plainEF68形500番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainDF51形0900番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20201214120950p:plain72系920番台[紹介][歩み][作品184]

185系1570番台[製作予定]

f:id:sunagawarailway:20200831144133p:plain201系900番台[紹介][歩み][旧ブログ]

f:id:sunagawarailway:20201214121012p:plain235形[紹介][歩み][作品185]

f:id:sunagawarailway:20201112101759p:plainキハ8000形[紹介][歩み][作品253]

f:id:sunagawarailway:20200831135838p:plainf:id:sunagawarailway:20200831135854p:plain20系「高千穂」[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831140139p:plainf:id:sunagawarailway:20200831140148p:plain28系「はやぶさ[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainL0系900番台[紹介][歩み][作品186]

砂川鉄道

f:id:sunagawarailway:20200831144539p:plainキハ30形「トロッコうたしない」[紹介][歩み][作品]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainキハ160形700番台[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20200831142553p:plainDD51[紹介][歩み][作品165]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainアント(らいぷら様製作)[紹介][歩み][作品82]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainセキ1形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainチキ1形[紹介][歩み]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム1形[紹介][歩み]

JOIN-T

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainDD51[紹介][歩み][作品62]

成田ゆめ牧場

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainマフポッター[紹介][歩み][作品256]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainナベトロ[紹介][歩み][作品134]

その他

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plain超進化電動貨物(911形塗装)[紹介][歩み][作品107]

f:id:sunagawarailway:20211026115340p:plainワム93287[紹介][歩み]

他のプラレーラー様の改造車両紹介ページへのお乗り換え

 

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onちゃんの部屋」ーonちゃん様ー

 

あとがき

ご覧いただきありがとうございました。プラレール改造はまだまだ続けていくので、今後も増えていくと思います。

 

*当ページのアイコンはcuroka様よりお借りしております。

プラレールの改造はメーカーであるタカラトミー様は推奨していません。改造はあくまで自己責任でお願いします。改造されて怪我等をされても当blog及びメーカー様は一切の責任を負いません。

「冬コミ(C103)」での同人誌委託頒布について

「夏コミ(C100)」に引き続き、今回も頒布することになったので告知します。今回頒布するのは既刊の専用線ヒストリー ①砂川編 ー三井専用鉄道と川口砂利鉄道ー』、新刊のプラレールで辿る貨物列車 ー貨物鉄道輸送150年記念ー』の2冊、「空知鉄道遺産研究所」名義で発行しました。詳細は以下の通りです。頒布場所は東2ホールカ-33ab、サークル「サツエキ3番」さんでの委託販売となります。私も販売スタッフとして朝から居る予定です。

専用線ヒストリー ①砂川編 ー三井専用鉄道と川口砂利鉄道ー』表紙

sunagawarailway.booth.pm

プラレールで辿る貨物列車 ー貨物鉄道輸送150年記念ー』表紙

sunagawarailway.booth.pm

専用線ヒストリー ①砂川編ー三井専用鉄道と川口砂利鉄道ー』はB5判58ページ白黒印刷で800円プラレールで辿る貨物列車 ー貨物鉄道輸送150年記念ー』はB5判48ページフルカラー印刷で1000円となります。是非興味を持って頂けたら手に取って頂けると有難いです。

 

sunagawarailway.booth.pm

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遠軽駅跨線橋

遠軽駅大正4年に湧別軽便線の駅として開業した。跨線橋の設置時期は不明だが、昭和7年の「網走線 名寄線 石北線」『線路一覧略圖』では設置されておらず、昭和15年10月の「遠軽(1/2500)」『停車場平面図』では跨線橋を確認することができる。跨線橋の配置は階段を3つ持ち、駅舎側に2つ配置されている。これは現行跨線橋と同様の配置だ。遠軽町を撮影した「サトウ寫眞館」撮影の絵葉書『遠輕町全景』では古レールを用いた跨線橋が写っている。筋交いの配置などを確認してみると現行の跨線橋と一致していることが判明した。同封されている絵葉書には『遠輕尋常高等小學校』と記載があり、尋常高等小学校が存在した昭和16年以前に発行された絵葉書であることが特定できる。このことから現行跨線橋は昭和7~15年の間に設置されたと推測できる。

遠軽駅の現行跨線橋

戦後、昭和23年5月7日に撮影された航空写真『USA-R267-21』では戦前からと思われる跨線橋が確認でき、昭和52年10月3日に撮影された『CHO77-16 C16-6』でも同じ位置に跨線橋が確認できる。

story.engaru.jp

他にも遠軽町が公開している『えんがる歴史物語』でも「蒸気機関車の頃の遠軽駅」と説明された写真に8パネルプラットトラスの跨線橋が写っている。撮影時期は不明だが、ここで着目したいのはD51 678号が写っていることだ。「機関車データベース」『デゴイチよく走る!』によると678号機は昭和23年に下関から遠軽機関区に転入し、北見機関区に貸し出しされることはあったものの昭和44年に小樽築港機関区に転出するまで約21年間を石北本線で過ごしている。このことから少なくとも昭和44年までには跨線橋が新しくなったと推定できる。また、更に時期を絞れる要素としてD51 678号の改造歴を「機関車データベース」『デゴイチよく走る!』で確認すると、昭和28年に苗穂工場にて「重油併燃装置(680ℓ)(A型)取付」、昭和34年に同じく苗穂工場で「運転室特別整備・旋回窓取付・煙突長さ改良化」されている。この写真に写る678号機は「重油併燃装置」らしきものは確認できるものの、「旋回窓」は確認できない。このことから写真の撮影時期は昭和28~34年の間だったのではないかと考えられる。これらのことから戦前の図面類と戦後の航空写真、『えんがる歴史物語』掲載写真を参考にすると少なくとも遠軽駅の現行跨線橋は昭和7~15年の時点で設置されたと推測でき、昭和28~34年の時点では間違いなく存在していたことが判明した。

湧別方の階段部分

ここからは現存する跨線橋部分を見ていこう。Google Mapの測定機能によると跨線部分のスパンは約15m、通路幅は約3m、階段部分の長さは約8m、通路幅は約3m、跨線橋の階段配置は平行配置だが駅舎側ホームの湧別方にも階段が付属している。この階段は更に狭く、約2m程度(1829mm?)しかない。この数値から遠軽駅は『線路及停車塲』に定めるところの「九呎跨線橋(階段幅九呎)三線跨 丙ノ一」に該当する。ホーム幅の測定値が約6mだったことから、遠軽駅に関してはホーム幅も跨線橋も比較的小さめの設計だったようだ。

構造は脚部分が平底部分を接合した古レール柱と古レールの筋交い補強(☒型)で構成されている。

階段部分の内装

階段部分は平底部分を接合した古レール柱で構成し、補強材にも古レールを用いている。階段を構成する斜材については木材を用いている。内装についても木造で出来ている。

跨線部分についても古レールを用いており、8パネルのプラットトラス構造となっているのが特徴だ。底面については古レールを用いた横桁を渡して、その上に木造の縦桁を載せ、更に床板を載せている。また、跨線部分の端部も古レールの筋交い補強(☒型)で処理している。

跨線部分の小屋組は下弦材に古レール、斜材に羽子板ボルトのような金属部品、垂直材に木材を用いたハウトラスを組んでいる。砂川駅のキングポストトラスに斜材を加えることでハウトラスにしたような形だ。小屋組の上に直接木造屋根を載せており、床板についても木造のままで残されている。

士別駅跨線橋古レール刻印

UNION D 1890 K.T.K

RSW 1908 IRJ

ON TENNESSEE 6040 ASCE - 10 - 1919 IGR 工

ON TENNESSEE 6040 ASCE - 5 - 1923 IGR 工

部材として使われている古レールの刻印についても見ていく。まず最も古いものではドイツのUNION社の明治23年製のものが跨線部分の旭川方の斜材で確認できた。次にドイツのライン製鋼所の明治41年製のものが跨線部分の床を支える水平材で確認できた。最後にアメリカのTENNESSEE社のものが複数の箇所で確認できた。これについては大正8、12年製のものが確認できている。これらのことから遠軽駅跨線橋に使われている部材は確認できているだけで明治23年大正12年のものが使われていたようだ。

遠軽駅跨線橋はプラットトラスを用いた跨線橋であること、内装材だけでなく小屋組や階段部分の斜材など木材を多用していることからコンクリートを用い始めた士別駅の跨線橋よりは古い跨線橋であると考えられる。また、小屋組、床構造共に国縫駅と一致していることから遠軽駅跨線橋国縫駅跨線橋は同時期に設置されたものと推測している。

 

参考文献

・札幌鐵道局保線課「網走線 名寄線 石北線」『線路一覧略圖』(札幌鐵道局、1932年2月)

・「遠軽(1/2500)」『停車場平面圖』(札幌鐵道局、1940年10月)

・『遠輕町全景』(サトウ寫眞館、昭和期)

・『遠輕尋常高等小學校』(サトウ寫眞館、昭和期)

・『USA-R267-21』(米軍、1948年5月7日)

・『CHO77-16 C16-6』(国土地理院、1977年10月3日)

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美幌駅跨線橋

itot.jp

美幌駅は大正元年に網走線の駅として開業した。初代跨線橋の設置時期は不明だが、「まちの記憶~風土アーカイブズ~」掲載写真のうち、『美幌停車場』という絵葉書に木造の跨線橋が写っている。跨線橋の階段配置は読み取れないが、少なくとも現存する跨線橋とは別の場所に設置されていたようだ。この跨線橋も北海道の跨線橋で多く見られた階段の途中で90度折れ曲がり、再び階段を上がる形状のもので、『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』でも指摘されている。階段の通路幅は比較的広く9呎に見える。このことから『線路及停車塲』に定めるところの「六呎跨線橋(階段幅九呎)二線跨 乙ノ二」か「九呎跨線橋(階段幅九呎)二線跨 丙ノ二」に該当するのではないだろうか。跨線橋の設置時期として考えられるのは開業時、大正13年の相生線開業、あるいは昭和5年の二代目駅舎新築あたりが怪しいと考えられる。昭和5年であれば木造跨線橋を用いないであろうことから、大正13年が可能性としては高いであろう。『美幌停車場』の絵葉書については二代目駅舎建設後のものと推測している。跨線橋の配置については「美幌(1/2500)」『停車場平面図』を見る限り砂川・士別駅と同様の互い違い配置だったようだ。このことから『昭和30~40年代 北海道の鉄路』の300頁掲載写真の跨線橋と同一だと考えられる。先述の絵葉書と合わせると初代跨線橋は5パネルハウトラスの跨線部分を有していたようだ。

美幌駅の現行跨線橋

戦後、昭和23年5月7日に撮影された航空写真『USA-R268-126』では同様のものかは不明だが、互い違い配置の跨線橋が確認できる。このことから現行の跨線橋は昭和23年以降に竣工したものとなる。先述した『昭和30~40年代 北海道の鉄路』掲載写真の撮影が昭和35年10月18日であることから、竣工時期を昭和35年以降に絞ることができる。また、昭和40年撮影の航空写真『HO-65-1X C7-20』には現行の位置に跨線橋が確認でき、屋根が白く映っていることから竣工からそれほど経っていない時期に撮影されたものと考えられる。これらのことから昭和35~40年の間に建設されたと推測できる。

ここからは現存する跨線橋部分を見ていこう。Google Mapの測定機能によると跨線部分のスパンは約9m、通路幅は約3m、階段部分の長さは約7m、通路幅は約3m、跨線橋の階段配置は上下線のホーム配置に合わせて平行の配置となっている。この数値から美幌駅は『線路及停車塲』に定めるところの「九呎跨線橋(階段幅九呎)二線跨 丙ノ二」に該当する跨線橋だったようだ。ホーム幅は約9mであり、砂川駅に比べるとかなり広いものとなっている。

構造は脚部分が平底部分を接合した古レール柱と古レールの筋交い補強で構成されている。脚部分の古レール部材における筋交い補強(☒型)は線路に平行する面で用いられており、平底部分が外側に向く形で設置されているのが砂川、士別駅の跨線橋とは異なる。線路と直行する面は三角形(△)を四角形(□)で囲んだ形の補強が行われている。筋交い補強は左上から、右下に至る部材側が切り欠きなしで支えている。

階段部分も古レールで構成されているが、補強については横材以外には行われていない。階段を構成する斜材についても古レールを用い、コンクリート床板によって床から階段まで構成されている。上り線ホーム側の階段下については用具入れとして用いられているようであり、壁が設けられている。

跨線部分についても古レールを用いており、5パネルのプラットトラス構造となっているのが特徴だ。壁面にあたる部分は古レールで構成し、底面については線路に平行な方向の材をレールの平底部分を重ね合わせて接合したものを土台としている。この土台の上に平底を外側に向けた古レールとコンクリートで構成された床板を載せることで跨線橋を構成している。トラスを組んでいない脚部分上の壁面については逆三角形(▽)を四角形(□)で囲う形の補強を行っている。

跨線部分の小屋組

跨線部分の小屋組は古レールをくの字に曲げることで組まれており、L字アングル材などを用いて補強が行われている。その上に木材で桁を組み、さらに木造の屋根を載せているようだ。階段部分の天井については壁面に直接木造の水平材を入れてその上に木造屋根を設けている。

美幌駅の跨線橋については跨線部分の床、階段部分の階段がコンクリートで構成されており、古レールを用いた跨線橋の中でもかなり新しい事例であることが判明した。写真による歴史調査からも昭和35~40年に間に設置されたことがわかり、構法的な新しさとも一致している。

 

参考文献

・『美幌停車場』(不明、昭和期)

・片野正巳『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』(機芸出版社、1988年4月25日)

・木原英一『線路及停車塲』(鐵道學會出版部、1937年7月15日)

・「美幌(1/2500)」『停車場平面図』(札幌鐵道局、1940年10月)

・星良助『昭和30~40年代 北海道の鉄路』(北海道新聞社、2019年9月25日)

・『USA-R268-126』(米軍、1948年5月7日)

・『HO-65-1X C7-20』(国際航業、1965年8月17日)

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士別駅跨線橋

士別駅は明治33年に天塩線の終着駅(当時)として開業した。初代跨線橋の設置時期は不明だが、筆者が士別駅訪問時に展示されていた士別市立博物館所蔵写真のうち、大正14年に撮影されたものには駅舎の左側に踊り場付きの木造跨線橋が写っている。跨線橋の階段配置は互い違いで、現存する跨線橋とは別の場所に設置されていたようだ。これは北海道の跨線橋で多く見られた階段の途中で90度折れ曲がり、再び階段を上がる形状のもので、『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』でも指摘されている。砂川駅の木造跨線橋と比べても華奢な造りであり、『線路及停車塲』に定めるところの「六呎跨線橋(階段幅六呎)二線跨 丁ノ二」に該当するものと思われる。

士別駅の現行跨線橋

戦後、昭和23年7月15日に撮影された航空写真『USA-R327-10』では同様のものかは不明だが、互い違い配置の跨線橋が確認できる。このことから現行の跨線橋は昭和23年以降に竣工したもののようだ。また、士別市立博物館所蔵写真のうち、昭和29年に撮影された2代目駅舎の写真を見ると、駅舎右側に現行跨線橋が写っている。このことから現行跨線橋は昭和23~29年の間に建設されたことが判明した。

ここからは現存する跨線橋部分を見ていこう。Google Mapの測定機能によると跨線部分のスパンは約10m、通路幅は約4m、階段部分の長さは約8m、通路幅は約4m、跨線橋の階段配置は上下線のホーム配置に合わせて平行配置となっている。この数値から士別駅は『線路及停車塲』に定めるところの「九呎跨線橋(階段幅十二呎)二線跨 甲ノ二」に近いが、通路部分に関しても12呎(3658mm)で設計された跨線橋だったようだ。これは戦後の基準が変わってきたことも影響するかもしれない。ホーム幅の測定値が約8mだったことから、士別駅に関してはホーム幅に関しても十分な大きさがとられていたことがわかる。

構造は脚部分が平底部分を接合した古レール柱とL字アングル材の筋交い補強で構成されており、線路と平行な面は☒型、線路と直行する面は◭型となっている。水平材については線路と直行する方向のみに古レールを用いており、それ以外の補強材についてはL字アングル材を用いているのが特徴である。古レールを用いた水平材のうち基礎に近い部分は中央部分で途切れており、中途半端な補強となっている。また、通路幅が広いためか線路と平行する面の補強(☒型)が3面分存在している。

階段部分は柱を接合なしの古レールで構成し、補強材は水平材・斜材共にL字アングル材を用いている。階段を構成する斜材についても古レールを用い、木材(角材)を渡すことで階段を支えている。

跨線橋の跨線部分(ワーレントラス)

跨線部分についても古レールを用いており、6パネルのワーレントラス構造となっているのが特徴だ。壁面にあたる部分は古レールで構成されているが、底面については筋交いとなる補強材のみL字アングル材を用いている。ワーレントラスを組む壁面材に載せる形で木材(角材)を用いて床面を支えている。また、壁面材の底辺は階段部分にも繋がっており、跨線部分同様にワーレントラスのような◭形状になっている。

跨線橋の脚部分と階段部分

妻側壁面については☒型の筋交い補強(左上から右下に至る斜材に切り欠きなし)が行われている。

跨線部分の小屋組

跨線部分の小屋組は下弦材のみに古レールを用いてその他の材にはL字アングル材を組み合わせたハウトラスで、小屋組の上に木材の母屋が載せられている。床板についても木造のままで残されている。

士別駅跨線橋古レール刻印

ON TENNESSEE 6040 ASCE - 10 - 1919 IGR 工

部材として使われている古レールの刻印についても見ていく。まず筆者が確認したものではアメリカのTENNESSEE社の大正8年製ものが跨線部分の稚内方の斜材で確認できた。隣の垂直材についても同様の刻印のレールも確認できている。また、ネット上で確認できたものとして下り線ホームの脚部分の柱にTENNESSEE社のもの、階段部分の柱に八幡製鉄所昭和13年に製作されたものが使用されているようだ。

士別駅の跨線橋はワーレントラスを用いた跨線橋であること、L字アングル材を多用していることから比較的新しい構法を用いている印象を受けるが、床板を支える部分がRC造ではなく木造であることから床板をRC造で作り始める以前の跨線橋であり、昭和23~29年の間に造られた跨線橋であるという写真記録とも矛盾しない。特にワーレントラスを用いた跨線橋は宗谷本線においては士別駅が唯一であり、時代的な背景か技術者の趣味、道東に残るワーレントラスを用いた跨線橋との関係性について調査することが今後の課題だ。

 

参考文献

・片野正巳『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』(機芸出版社、1988年4月25日)

・木原英一『線路及停車塲』(鐵道學會出版部、1937年7月15日)

・『USA-R327-10』(米軍、1948年7月15日)

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砂川駅跨線橋

砂川駅は明治24年函館本線・歌志内線の駅として開業した。跨線橋の設置は明治31年、北海道内各駅においても比較的早い時期だと考えられる。これは北海道庁が設置した上川線の開通に備えたものであり、この当時の砂川駅には乗換駅として重要な役割が与えられていたと言える。砂川市郷土資料室所蔵の『空知郡砂川村三井木挽工場及運輸路線』によると跨線橋の階段配置は互い違いで、現存する跨線橋と同様のものであった。この時代の写真は確認できていない。

次に砂川駅の跨線橋に変化が訪れるのは上砂川支線の開通によるものだ。三井鉱山大正7年11月に敷設した専用鉄道だった上砂川支線だったが、大正15年には国有化と旅客化が行われることになり、3月から7月にかけて駅構内の工事が行われている。この前後(大正14年説もあり)に跨線橋も延長されたと考えられ、明治31年に作られた部分に取り付くような形で古レール造の跨線橋60mが設置されている。この時期については『砂川停車場』という絵葉書によって確認することができる。『専用線ヒストリー ①砂川編ー三井専用鉄道と川口砂利鉄道ー』掲載の写真14では上砂川支線跨線橋の外壁・屋根設置前の姿を確認することができる。明治31年に竣工したと思われる木造跨線橋は木造縦張りで上り線側に張り出し部分が存在している。写真や末期の上砂川支線跨線橋の通路幅から推測できる規模として『線路及停車塲』に定めるところの「九呎跨線橋(階段幅九呎)三線跨 丙ノ一」に該当するのではないかと考える。形状は北海道の跨線橋で多く見られた階段の途中で90度折れ曲がり、再び階段を上がるもので、この構成は現行跨線橋の下り線ホーム側において引き継がれている。このような北海道特有の跨線橋構造は『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』でも指摘されている。上砂川支線部分はレールでワーレントラスを組んでおり、少なくとも10パネルプラットトラス2個、4パネルワーレントラス1個が確認できる。4パネルワーレントラス部分は古レールで出来ているかが写真からは不明だが、電化時の嵩上げ時にもそのままの高さで残されたため、一段低い不思議な空間を生み出していた。

砂川駅の現行(2代目?)跨線橋

『砂川市史』によると昭和11年7月に跨線橋が20m延伸されたとある。この跨線橋はガーダー桁を用いた現在も残る古レール跨線橋桁の複合跨線橋だと考えられる。また、「砂川(1/2500)」『停車場平面図』と「砂川」『札鉄管内構内圖表』を見比べると昭和15年から昭和20年までの間にテルファーを装備した貨物用の跨線橋も設置されたことがわかる。昭和43年には札幌~滝川間の電化工事が行われた。『砂川市史』によると砂川駅跨線橋の改良があり、この時に跨線橋の嵩上げが実施されたことがわかる。跨線橋の嵩上げの痕跡は上砂川支線跨線橋の4番ホーム側の一段低い部分や、跨線橋の脚部分に痕跡が残っていた。平成6年には上砂川支線が廃止され、上砂川支線跨線橋の使用が停止された。しかし、跨線橋自体の撤去は直ちには行われず、平成16年頃の「地域交流センターゆう」の建設直前まで残されていた。

「地域交流センターゆう」に保存された古レール

上砂川支線跨線橋に用いられていたレールの一部は「地域交流センターゆう」内に展示されており、阪鶴鉄道明治30年10月製の刻印が確認できる。解説によると跨線橋設置当時に使われたものとあり、上砂川支線旅客化から外壁・屋根設置、電化によるかさ上げを生き残って使われ続けた部材だったようだ。以下に解説板の内容を掲載する。

上砂川線跨線人道橋に使用されていた古レール

上砂川線は1918年(大正7年)に三井砂川鉱業所石炭運搬専用線として開通し、その後、1926年(大正15年)に国鉄に引き継がれて一般旅客線となりました。

跨線橋は、1925年(大正14年)に一般旅客線の運行に先立ち建設され、1994年(平成6年)に上砂川線が廃止されるまで、69年間に渡って利用された後、2004年(平成16年)に一部が解体されました。

このレールは、1897年から1901年まで輸入されたアメリカのイリノイ社製のもので、阪鶴鉄道(尼ヶ崎・福知山間)が発注した1897年製のものです。

本線で使用された後に、ホームや跨線橋を建設する際に構造材として再利用されたもので、道内ではほとんど発見されていない希少なものです。

レール刻印

6015 ILLINOIS STEEL Co SOUTH WKS X 1897 HANKAKU

ここからは現存する跨線橋部分を見ていこう。Google Mapの測定機能によると跨線部分のスパンは約14m、通路幅は約3m、階段部分の長さは約11m、通路幅は約3m、跨線橋の配置は上下線のホーム配置に合わせて互い違いの配置となっている。この数値から砂川駅は『線路及停車塲』に定めるところの「九呎跨線橋(階段幅九呎)三線跨 丙ノ一」に該当するが、跨線橋とホーム端部の距離は3175mmもあるようには思えない。この辺りはホーム幅の測定値が約5mだったことから、内地の国有鉄道とは当初の構造基準が違ったことに由来する可能性が考えられる。

跨線橋の脚部分と階段部分

構造は脚部分が平底部分を接合した古レール柱とリベットのあるⅠ字型の材料(板材、L字アングル材で構成)、古レールの筋交い補強で構成されており、上り線ホーム側はⅠ字型の部材より下については古レール剥き出しではなく補強されたものになっている。これは電化工事の嵩上げによって行われた改良に思える。

脚部分の☒型補強

脚部分の◭型補強

脚部分の古レール部材における筋交い補強(☒型)は階段が取り付く側以外の3面(上り線ホーム側のみ、下り線ホーム側については2面)について行われており、筋交いに着目すると右上から左下に至る部材側が切り欠きなしで支えている。階段下にあたる面は三角形(◭型)の補強が行われている。補強材については2本以上のレールを束ねるような部材は用いられていない。

跨線橋の階段部分

階段部分は脚とつながる部分はガーダー桁、延長部分はコンクリートを用いている。階段部分のガーダー桁は脚部分から伸びてきたⅠ字型部材と接合されており、板材、L字アングル材を中心に底辺側は古レールによる補強も施されている。

延長部分との接合部

延長部分との接合個所は古レールを並列にしたり、溶接した跡もあることから嵩上げ工事によって大きな変化を加えられたものと考えられる。特に延長部分はコンクリートを用いているだけでなく、金属部分も古レールではなくH鋼などの規格品を用いていることがわかる。

跨線橋の跨線部分の端部

跨線部分については脚部分にも跨る形でガーダー桁を用いている。このことから橋梁用のガーダー桁を転用したものではなく、跨線橋用に製作された部材なのではないかと推測される。同様の桁を用いた跨線橋として北海道内においては追分駅が挙げられる。追分駅の跨線橋の設置時期は判然としないが、構法が似通っていることから同時期の竣工なのではないだろうか。

跨線部分の小屋組

階段部分の天井

跨線部分の小屋組は木造の単純なキングポストトラスで、階段部分の天井は梁材の上に屋根を支える桁材が3本載せられている。

現行跨線橋と上砂川支線跨線橋の基礎

上砂川支線跨線橋の痕跡はそこまで残っていないが、上り線ホーム上に上砂川支線跨線橋の基礎部分が残されていることが数少ない痕跡と言えるだろう。

 

砂川駅跨線橋年表

明治31年 初代跨線橋設置

大正7年11月 三井鉱山専用鉄道開業

大正14年 上砂川支線跨線橋設置

昭和11年7月 現行(二代目?)跨線橋設置

昭和10年代後半 テルファークレーン設置

・昭和43年 電化工事による嵩上げ実施

・平成6年5月 上砂川支線廃止、上砂川支線跨線橋使用停止

・平成6年 「地域交流センターゆう」工事に向けて上砂川支線跨線橋撤去

 

参考文献

・『空知郡砂川村三井木挽工場及運輸路線(縮尺千二百分之一)』(三井物産、明治期)

・『砂川停車場』(不明、大正以降)

・砂川『専用線ヒストリー ①砂川編ー三井専用鉄道と川口砂利鉄道ー』(空知鉄道遺産研究所、2023年3月11日)

・木原英一『線路及停車塲』(鐵道學會出版部、1937年7月15日)

・片野正巳『シーナリィ・ストラクチャー ガイド 1』(機芸出版社、1988年4月25日)

・砂川市史編纂委員会『砂川市史』(砂川市役所、1971年2月20日)

・「砂川(1/2500)」『停車場平面図』(札幌鐵道局、1940年10月)

・「砂川」『札鉄管内構内圖表』(札幌鐵道局列車運行課、1945年6月1日)

 

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