日本国有鉄道ポム1形は、ワム90000形の改造や新造で192両製造された15t積みの陶器車です。外観には差異がありませんが、車内に棚を設置しています。主に名古屋鉄道管理局管内で使用され、「名」の文字が印象強い形式です。今回制作したのはポム20、再末期まで残った個体のうちの1両で大府駅常備となっていました。
現存するポム20を見に行く予定が出来たため、急ごしらえで製作しました。最初はワム90000形の片面を使って仮落成、後に種車を確保して正式に落成しました。
側面は種車のワム90000形そのままです。
一番のこだわりポイントは「名」の管理局表記です。この独特な形を再現するためにトレースしてみました。
ワム90000形と連結させると再末期の東海地方という感じがしますね。東海地方は瀬戸物の瀬戸市が有名ですが、碧南市などの知多半島でも盛んで貨物輸送も行われていました。
種車:ワム90000形
塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢
B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー
S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)
車歴:2021年1月24日 仮落成
2021年1月25日 親子写真撮影
2021年2月23日 落成