SL銀河用に改造されたキハ143形700番台が「いっぱいつなごうC58 SL銀河セット」によって製品化されたことから、JR北海道仕様に復元する改造を行うこととしました。特に2015年秋には北海道JTをテーマにした「第2回北本でんしゃ広場」が控えていたこと、C58形は既にパレオエクスプレス用に改造していたことも製作の動機です。写真はキハ143形が砂川車輌に入場、改造開始直前の姿となります。
最初に行った加工は雨樋の設置作業で、正直に言うとほぼ唯一の加工点です。
前面の黄緑帯と車体色の白、窓やライトの色塗りを行ったうえで丘和車両さんが製作したシールを貼り付けて、1両目は2015年10月5日に落成しています。
2両目は「第2回北本でんしゃ広場」直前に落成しており、運転会ではかなり怪しい編成で走行していました。なぜこうなったかは覚えていないですが狂気そのものですね。
閉場後の撮影会ではJR北海道の一般形の気動車を並べています。はまのべのキハ160形も懐かしいですね。
直後に行われた某高校の文化祭でも走行させてもらいました。高架線が札沼線っぽくていい感じに見えます。
砂川機関区に集結するJR北海道の気動車たち、まつさんの快速ミッドナイト編制も当時預かっていました。
落成から数か月後の状態です。加工点が少ない分劣化もあまり起きていません。逆に手を抜きすぎて不満が残る作品でもありました。この気持ちが6年ほど経ち、ようやくリメイクを決意させるわけです。
札沼線風の編成です、これを見ているともう1本くらい欲しくなってきます。
当時我が家にいたJR北海道一般形気動車の並びです。キハ54形は未だにそのままの姿で現存しています。