9600形
9600形は鉄道院が1913年から製造された日本で初めての本格的な国産貨物列車牽引用のテンダー式蒸気機関車である。「キューロク」という愛称でしたしまれていた。明治末期の大型輸入機の設計を参考にし、独創的な発想で日本の国情によく合致する性能の機関車となった。巨大なボイラーを台枠の上に火室を載せてしまうことにより可能にした。導入当初は東海道本線を始めとする主要幹線で用いられたがD50形など新たな後継機がすぐに製造され始め全国各地の亜幹線や支線に分散された。戦時色が強まると中国を始め樺太などにも送られていった。戦後、日本に残った車両たちは北海道や九州の運炭路線で使われ、日本の蒸気機関車の歴史の最後に名を残すことにもなる。他にも各地の私鉄に譲渡されたり同型機も存在した。
今回制作したのは29622号(現役時代)です。29622号は現在、新潟に保存されていますが足回りには59609と刻まれています。
29622号→29622号のボイラー+59609号の足回り→三笠鉄道記念館の59609号
59609号→59609号のボイラー+29622号の足回り→新潟県立自然科学館の29622号
ということになります。ボイラーを番号の主軸にしたのでこういうことになってしまったようです。ということで私が作ったのは、現在三笠に置いてある59609号(元29622号)となります。
反対側から見た29622と正面からみた29622。
両側面も貼っておきます。
空気溜めはこのように再現してみました。
一応、テンダー側からも。種車そのままですね。
砂川機関区で石炭を給炭する29622号。
貨物機なだけあって、貨車を牽かせると様になりますね。
製作開始は2014年5月、中古で買った人吉号を改造し始めました。構想は元からあったので2日程でこの形に。
その日中に完成へ漕ぎつけました。破損が無い貴重な写真です。
丘和車輌にてDD13形と一緒に。
「第1回大宮オフ」で福遠さんの海外車と並べたり、自分の貨車と繋げてみたり。
「第8回プラレールひろばinきたもと」で運転会デビューを果たします。他のプラレーラーさんのSLと並べられて嬉しいです。
「プラレールひろばinさっぽろ」の時に渡道も叶いました。
落成したばかりの美唄の4110の同型と並べてみました。
「第1回プラレールひろばinきたもと」にて砂川機関区にSLが大集合。
「第1回北本でんしゃ広場」にてプラレールタワーの中心に29622が居ました。
福遠氏製作の白井黒川駅にて。
与野の9600と並べることが出来、実物とのコラボが実現しました。
栗山公園の21号と共に。この21号、新幹線大爆破で使われたという話もありますが映像と仕様が違うような・・・。
自宅で改造SL並びとかやってみたり。
実は、デフが破損してしまったので廃車見込みだったりします。
廃車を見込んでいましたが奇跡的に「第3回北本でんしゃ広場」にも展示しました。修繕前に再び展示する機会がありそうですね。
塗装:C33 Mr.カラースプレーつや消しブラック
落成日:2014年5月3日
投稿日:2016年2月15日
*当記事は旧blogの記事の再掲載です。殆んど原文そのままで載せているため、拙い文、投稿日時点の予定等が載っています。ご了承下さい。