Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

ひたちなか海浜鉄道キハ20形

ひたちなか海浜鉄道キハ20形キハ205
ひたちなか海浜鉄道キハ20形は、茨城交通時代の1996年に水島臨海鉄道キハ20形を譲り受けたことによって登場しました。元々は日本国有鉄道の非電化路線の無煙化と近代化を目的に製造されたキハ20系の基本形式となるキハ20形で、水島臨海鉄道入線後の1988年にトイレを撤去し冷房化も行われています。今回製作したひたちなか海浜鉄道キハ205は、キハ20 522として製造されて岡山地区で使用されており、分割民営化では西日本旅客鉄道に承継され、1990年に水島臨海鉄道に入線しキハ210を名乗っていました。1996年に茨城交通に入線しひたちなか海浜鉄道に引き継がれて現在も活躍する貴重なキハ20形です。
「第14回北本でんしゃ広場」のテーマが北関東地区になっていたこともあり、何か北関東の気動車を作りたいと思い、ひたちなか海浜鉄道関連を仕上げることにしました。個人的に水島臨海鉄道が好きなこと、以前水島臨海鉄道キハ20形を作っていたことから、図面を流用することで製作しました。国鉄の一般形気動車色をまとっていることから汎用性が高いことも製作の決め手です。実際にそれ以降の運転会でも活躍しています。

キハ205側面
側面は以前設計した水島臨海鉄道キハ20形と同様になっていますが、当初から新メカで設計しているためツメは設けずに製作しています。特に大変なのがドア周りで、プレスドアや足元の明り取り窓を再現しています。

水島臨海鉄道キハ20形との並び
古巣となる水島臨海鉄道のキハ20形との並びです。元々は同型なのもあり、ほぼ同様のパーツ配置で製作しています。

キハ205前面
写真ではわかりづらいですが、1.5mm程度貫通扉部分が高くなっている折妻構造にしています。個人的にはこの部分を強調してもいいのかなと思っており、平べったくならないように気を付けています。

キハ205屋根上
屋根上は実車を観察しつつベンチレーターを7個配置しています。この辺りは製造時期によって異なるようで気を付けて制作しなければならない点です。
 
種車:新メカ台車

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-515 Mr.サーフェイサー1200スプレー

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー

   GM07 ガンダムマーカーガンダムレッド

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   GM12 ガンダムマーカーガンダムグレー

   XGM02 ガンダムマーカーEXシャインシルバー

   SP-11 鉄道スプレークリーム色4号

   SP-31 鉄道スプレー朱色4号

車歴:2022年3月6日 落成