Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

『専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』

専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』

前作に引き続き「専用線ヒストリー」として専用線や軌道を調査しました。北海道の日高地方にある様似町内に存在した専用線や軌道の歴史を写真や地図資料を用いて纏めています。様似町内には鵜苫、西様似、様似の3駅があり、西様似駅には三井物産が敷設した森林軌道、様似駅には日高工場が敷設した専用線が存在しました。また、情報が入手できる限り工事軌道(様似漁港、鵜苫漁港、幌満川第三発電所)、日高工場構内軌道も取り上げています。市町村史や社史、様似郷土館の貴重な写真などから専用線の全貌を纏めています。廃止から年数が経った鉄軌道となると記録も少なく、鉄道趣味者の視点での専用線研究ですが、前作以上に郷土の歴史にも触れることができるよう人物などにも着目した本を目指しました。第二版は初版の内容に加え、配線図や日勝線に関する内容を強化しています。

協力:様似郷土館、砂川市郷土資料室、北海道博物館、浦河町立郷土博物館

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BOOTH様で販売しています。販売価格は800円+送料となります。

表紙は1960年代の『鉄道ピクトリアル』のデザインを参考に製作しました。写真は西様似付近で撮影された三井軌道の機関車と日本電工日高工場の空撮を使用しています。どちらも様似郷土館所蔵の貴重な写真です。

専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』裏表紙

裏表紙は様似製材工場の配置図を掲載しています。これは私自身が卒業論文執筆時に作図したもので、黄緑線が日高本線、緑線は三井軌道、赤線は様似製材工場の建物となっています。

専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』目次

最後に目次を掲載しておきます。興味がございましたら是非手に取って頂けると幸いです。

 

2023年4月18日追記

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写真の所蔵場所や他に使用が確認できた文献の一覧表を作成しましたので、BOOTH様にてPDF版を無料でダウンロード配布します。今後の研究などで役立てて貰えればと思います。

 

2023年6月20日追記

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↑過去の即売会での頒布状況はこちらです。

 

2023年8月18日追記

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専用線ヒストリー ②様似編』ですが、2023年6月18日に行われた「鉄道&交通同人誌まつり」にて無事に100部全て完売となりました。ご購入いただいた方、本当にありがとうございます。こちらについてもPDF版の販売も行ってみようと思います。冊子での販売ではないことを強みに、64ページカラー500円で販売します。送料も発生しないので比較的お手軽に手が届くといいなと思う次第です。一応正式販売前に推敲と画質の改善、各博物館への再申請などの手順は踏んでおります。

 

2023年10月21日追記

冬コミ(C101)」で販売した専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』ですが、下記の博物館、図書館等に寄贈しました。基本的には関連する自治体や卒業論文で関わりのあった博物館などに納めています。実際に閲覧できるのは2023年10月21現在は国立国会図書館様似町立図書館、滝川市自然史美術館です。滝川市自然史美術館ではロビーに置いてあるとのことでした。もし同人誌に興味がありましたら下記の図書館で閲覧してみてください、BOOTH様での販売も継続していますのでそちらもよろしくお願いします。博物館関係は開架には置いていないはずですので閲覧は不可だと思いますのでご注意ください。

・北海道博物館

・砂川市郷土資料室

滝川市美術自然史館

浦河町立郷土博物館

・様似郷土館

国立国会図書館

様似町立図書館

 

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