Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

2019年1月10日 C57形OM入場配給輸送

SLばんえつ物語号で使われているC57 180号機が、大宮総合車両センターに入場するために南下しているという情報が入ってきました。普段は新津に配置されて関東圏には滅多に来ないのであまり見たことが無いという事、テスト期間で息抜きをしたかったという事、この二つの理由で撮影に出向くことに笑

恐らくEF55形配給輸送と同じくらいの時間だろうと予測し、23時半の終電後から北本駅に入場しました。待つこと数分、23時53分の下り列車が入線。C57形はまだ来ません。ここで予想外の出来事、中高の友人が列車を下りてきて声をかけてきたのです。一緒に北海道まで東北本線を下った仲です。友人と談笑していると終電も過ぎ去った上り線から列車の光が接近、23時56分にEF65形を先頭に配給列車が北本駅に入線してきたのでした。

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始めに本命のC57形を撮影、高崎車両センター高崎支所の転車台で方向転換をしたらしく、新津を出た時と向きが逆になっていました。

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オヤ12形とC57形の連結部分、テンダー機関車が1エンド側に客車繋げている姿に違和感を覚えます。ちなみに向きを変えた理由は大宮総合車両センターに転車台が無く、試運転や設備的に問題があるからだと思われます。

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ナンバープレート付近、三菱重工業で製造されたカマなんですね。しかも製造は戦後の1946年です。

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今回の入場は中間検査Bというもののようです。調べてみると工場に入場し、3か月前後の時間をかけて細部まで調べる大掛かりな検査とのことです。

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次にSL伴走車のオヤ12-1です。SL伴走車はSLの長距離輸送の時に連結される客車でSLの点検の要員や車軸の熱の確認などを監視したりとSL運行の縁の下の力持ちです。先代はヨ3500形のヨ4206がその役目を務めていました。

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それにしてもかなりきれいだなと思って検査表記を見たら「30-6」とあり、半年前に出場したばかりの様です。近づくのは初めてなので車内ものぞいてみましたが、シートは概ねそのままで原型に近いのかなといった感じです。

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「SL伴走車」と書かれた幕、これは友人も初めてだったようでテンションを上げていました。

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最後にEF65形を見学、EF55形配給輸送の時はEF64形での牽引でしたが、今回はEF65形です。EF65形は1000番台や貨物の2000番台はまだ見かけることが出来ますが、500番台となると保存機を除くと501号機くらいしか残っていないため貴重ですね。

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ナンバープレート付近、川崎車輛兵庫工場で1965年に製造されたようです。ブルートレイン牽引機のP形の特徴とも言えるクリーム帯が映えます。

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0時4分、配給列車は北本駅を後にしました。停車時間は8分程でしたね。私たちは北本駅を出て日高屋に入り、談笑の続きを楽しみました。

配9754レ

高崎駅 EF64 1001+C57 180+オヤ12-1 新津駅→

配9752レ

←大宮操車場 EF65 501+C57 180+オヤ12-1 高崎駅

配XXXXレ

←大宮駅 EF65 501+オヤ12-1+C57 180 大宮操車場→

 

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