Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

三岐鉄道ED5080形(廃車済)

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三岐鉄道ED5080形ED5082

三岐鉄道ED5080形は、2003年の東武鉄道での貨物運用廃止後に三岐鉄道にやってきた機関車です。実際に走り始めるまでは期間を要しましたが、現在も元気にセメント輸送を行っています。当初は成田空港建設の砕石輸送のために新東京国際空港公団の私有機関車として1970年に落成し、空港完成に伴い1978年には東武鉄道に移籍してきました。

急遽三重県方面に行く用事が出来たため、思い付きで塗って完成させたのがED5080形でした。この状態を維持した期間は短かったですが、個人的にはかなり気に入ってる仕様です。機会が有ればしっかりと設計して作りたいなと思っています。

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ED5082側面
デキ500形として仕上げた車両を転用して製作したため、細部を見ると実車とは異なる点があります。塗装に関してもデキ500形の黄色塗装をマスキングし、その上に茶色を吹くことで三岐鉄道の雰囲気を出しています。実車と並べると僅かに薄い印象を感じます。

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秩父鉄道デキ500形との並び
デキ500形同士の並びとも言えますが、ピンク色を纏ったデキ504との並びです。庇の有無で多少なりとも印象が変わりますね。種車にしたデキ502も庇が無い機関車です。

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ED5082前面
庇がない車両の為少しのっぺりとした印象になっています。実車はもう2mmほど運転台が高くなっています。

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ED5082屋根上
屋根上は塗らずに茶色のままにしました。プラレールのEF15形よりもシンプルな屋根上です。
 

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-518 Mr.ベースホワイト1000スプレー

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   TS-47 タミヤカラースプレークロームイエロー

   SP-02 鉄道スプレーぶどう色2号

車歴:2021年1月23日 落成
   2021年6月22日 廃車
   2021年7月7日 秩父鉄道デキ500形デキ506に再改造

2021年1月のトップページ

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2021年1月のトップページ

「Sunagawa Railway」へようこそ!

プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していました。
当ブログではプラレールを中心に保存車/廃車体等の鉄道趣味のメジャーではない部分に焦点を当てて取り扱っていきたいと思います。文章力が無く下手な文章となってしまうかもしれませんが読んで頂けると幸いです。
 
今月のトップページは、12月に乗車しに行った「SL・DL大樹」の運転終了後に撮影した下今市機関区での1枚です。東武鉄道では14系客車やDE10形を使用してSL列車を運転しています。そして、客車の中にはJR北海道で急行「はまなす」として走っていた車両もいます。当時何度も乗った身としては、再び乗ることが出来て言葉を失うほど感動しました。このような失われた風景を日光・鬼怒川の地に残してくれた東武鉄道に感謝し、今後の発展を願いたいと思います。
 
改めまして、あけましておめでとうございます。今年も「Sunagawa Railway」をどうか、よろしくお願いいたします。2020年は例年と比べてもブログを更新した1年だったなと感じます。新型コロナウイルスによって学校も旅行も奪われてしまい、かなり歯痒い1年だったと思いますが、数少ない良かったこととしてプラレール改造とブログ更新が捗ったことが個人的には挙げられると思いました。2021年こそは楽しく健やかに過ごせる1年になるよう願いたいと思います。
 
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*肖像権が関わる画像や企業名などが写っている画像は予め加工しています。
*敷地内で撮影した画像は全て許可を得て撮影しています。

日本國有鉄道EF68形500番台(RAIL WARS!)

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日本國有鉄道EF68形500番台EF68 501

EF68形500番台は日本國有鉄道の最新鋭の汎用型直流電気機関車です。老朽化したEF65形やEF66形の後継機として計画され、貨物牽引に特化したF形や客車用のP形、両方に対応したPF形などがあります。500番台は東海道本線寝台特急「富士」「はやぶさ」を牽引する専用機となっています。他にも派生系列があり、1000番台は山岳線用で急行「能登」の牽引を行っています。

この機関車は「RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-」に登場するオリジナル車両の一つです。史実のEF66形を彷彿とさせるような逆三角形のナンバープレート台座にEF510形をベースとした運転台周り、EF210形同様の直流機用の下枠交差の集電装置や側面を持ち合わせたデザインとなっています。寝台特急はやぶさ」の客車は28系客車でE26系客車をベースに24系などの要素を追加しているようです。塗装は機関車が青15号、客車はブルートレイン色(青20号?)と記載されています。原作では1巻表紙に501号、主人公の高山たちが忘れ物を取りに行った時の牽引機は502号、9巻には國鉄中央鉄道学園でのステージ設営に使用されていたり、16巻では急行「能登」の牽引に1000番台、19巻では501号機牽引の寝台特急はやぶさ」に警四のメンバーたちが乗車します。

この車両を製作したのは、初めて「RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-」を読んだ時からこの車両のカッコよさに惚れ込んでしまったからです。

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EF68 501側面

側面は種車EF210形のベースにしています。切り継ぎのラインは運転台の後ろになっているので、乗務員扉はEF210形の物を使用しています。側面の流れ星はEF510形500番台の物をそのまま貼っているのでサイズがあっていません。いつか塗装に変更したいところです。

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種車EF510形との並び

前面はEF510形の物を使用しています。基本的には種車の物をそのまま利用していますが、EF66形風のナンバープレート台座を私鉄型クーラーの複製品を削り出して設置しています。

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EF68 501前面

 1エンド側と2エンド側の顔です。ナンバープレート台座はどちらも削り出して使用したため、若干エンドによってサイズが異なってしまいました。また、原作の絵を見ても判然としないので悩んだ箇所ですが、2015年の落成時と違い前面はクリーム色1号、台座はゴールドで塗り分けることとしました。

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EF68 501屋根上

屋根上も殆どEF210形をそのまま利用しています。ただ、前照灯とアンテナの間の空間で切り継ぎを行っているので前照灯の辺りはEF510形の物を使用しています。

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種車EF510形500番台との並び

並べてみるとEF510形とは側面や屋根上が異なっているということがよくわかります。集電装置や屋根上機器、側面のモニター窓、ルーバーの位置も異なります。

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EF68 501+28系はやぶさ

28系客車と組み合わせた所謂、正調編成の寝台特急はやぶさ」です。「RAIL WARS!」の挿絵でも描かれるEF68形500番台が一番輝く編成だと思います。

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EF68 501+20系高千穂

EF68形500番台が代走牽引する急行「高千穂」です。作中では存在していない編成ですが、東海道本線の列車ですし、所定のEF65形以外の牽引もあり得るのかなと思っています。EF68形500番台は特急専用機という事もあり、國鉄の世界でも存在しない可能性もあるかもですね笑

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EF68形専用箱(空転さん製作)

空転さんに預けている間に製作していただいたEF68形の専用箱です。プラレールの公式デザインに合わせた形で「RW-01 EF68形(寝台特急はやぶさ)」の世界に一個しかない箱を作ってくださいました。

 

種車EF210形(ベース)、EF510形(前面)、EF510形500番台(側面シール)

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

   S-8 Mr.カラースプレーシルバー(銀)

   S-9 Mr.カラースプレーゴールド(金)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   TS-15 タミヤカラースプレーブルー

   SP-05 鉄道スプレークリーム色1号

車歴:2015年4月29日 落成

   2015年6月7日 第2回大宮オフ持ち込み

   2015年7月12日 第2回プラレールひろばinきたもと走行

   2015年8月12・13日 第10回プラレールひろばinちゅうおう展示

   2016年3月20・21日 第3回北本でんしゃ広場走行

   2017年4月8日 検査入場

   2020年12月13日 検査出場

   2020年12月14日 シール追加

sunagawarailway.hatenablog.com

「RAIL WARS!」の表紙の話

2012年1月に1巻が発売されてから8年、「RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-」の最終巻となる20巻が2020年12月12日に発売されることが決定しました。8年間続いてきた警四の物語にも、ついに終止符が打たれるようです。終了は残念ですが、20巻というキリのよい数字で終わることが出来そうで良かったとも思います。高山たちが無事に就職できると良いですね笑

私が「RAIL WARS!」に出会ったのは中学生の時、4巻が発売したての2013年1月頃だったと思います。最初に読んだのは4巻でした。「日本國有鉄道が分割民営化されなかったらという世界で繰り広げられる鉄道公安隊の物語が、当時の私には魅力的ですぐに1~3巻を買い集めるほどでした。豊田先生が繰り広げる國鉄ワールド、数多く登場する「RAIL WARS!」オリジナル車両、魅力的なキャラクター達、どれも警四の物語に没頭していく理由でした。2014年夏にはアニメ化されてキャラクターに声が付き、アニメオリジナルの車両も登場しました。その後、一時期は出版社の都合ということで物語が中断した時期もありましたが、無事に復活し警四の物語は再び走り始めました。そして2020年12月、ついに終着駅に辿り着くようです。作品の最後まで、そして終わってからも警四と國鉄の世界を応援していきたいと思っています。

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RAIL WARS!」絡みのプラレールたち

最終巻を迎える前に「RAIL WARS!」絡みで何かしてみたいと思ったので、今回は小説版の表紙を振り返りつつオリジナル車両に触れていきたいと思います。せっかくなので、作中に登場した車両のプラレールも用意できる限り載せていきます。ネタバレを含むことになるので、知りたくない方は戻っていただけると幸いです。逆にこれを読んで興味を持って読んでいただけるとその方がありがたいなと思います笑

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1巻とEF68形・28系寝台特急はやぶさ

まずは1巻、EF68 501号牽引の寝台特急はやぶさ」号が表紙を飾ります。この表紙に惹かれて「RAIL WARS!」を手に取った人も多いのかなと思います。EF68形500番台はEF510形をベースにEF210形の側面や、EF66形のプレートや連結器周りを追加したようなデザインになっています。客車は28系客車でE26系客車をベースに24系などの要素を追加しているようです。塗装は機関車が青15号、客車はブルートレイン色(青20号?)と記載されています。ちなみに高山たちが忘れ物を取りに行った時の牽引機はEF68 502号でした。

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2巻とDF51形0900番台

2巻、DF51 1102号が牽引する寝台特急北斗星」が印象的な巻です。1巻では東京駅が舞台でしたが、2巻は表紙の寝台特急北斗星」に乗車する物語です。DF51形はV型12気筒エンジンを2基搭載したF型ディーゼル機関車です。列車を牽引するときは単機でも十分だが、運用の都合で重連になる場合もあり、作中では偶然にも重連の日となっていました。特に先頭になっていたDF51 1102号は3灯装備の異端機となっています。実際に次位のDF51 1101号は2灯になっています。客車は24系25形12両編成で、上野~青森駅はEF81形が牽引を担当します。青森~函館駅ED79形、函館~札幌駅はDF51形の牽引です。ちなみにアニメ版ではオリジナル車両として、DF51形0900番台のNRSAT(公安機動隊)専用機が3重連で登場しています。

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3巻とEB42形軌道自転車「アプト君」・EF63形電気機関車

3巻、EB42形軌道自転車アプト君が表紙になっています。EB42形は碓氷峠旧線の観光トロッコの巡回用に試作されたものです。國鉄の無駄遣いが随所に見られるこだわりの車両です。車両の後ろにはD装備と呼ばれる外部搭載型発電ブレーキが装備されています。警四4人が協力して碓氷峠を滑る魅力的な巻です。アニメ版の方ではEB42形のプロポーションが若干変わっており、少々車体が長いデザインになっています。碓氷峠と言えばEF63形、本編にはEF63形も登場するシーンがあります。

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4巻と国鉄コキ50000形

4巻、表紙は川崎臨海鉄道TA-DB4形ディーゼル機関車です。TA-DB4形は川崎臨海鉄道で入れ替えに使われている機関車で、年輩の機関士宇部さんが運転していましたね。元は森林鉄道で使われていたものという設定ですが、確かに酒井のA型とC4型の合いの子のようなデザインです。スーパーチャージャーを発動すると軽々重たい貨車を押せるようになります。作中でも大活躍の機関車で、非常に魅力的です。また、貨物列車や貨物ヤードがメインの話なので國鉄コンテナも登場します。黄緑6号の國鉄コンテナから、史実で言うJRFレッドを纏ったJNRコンテナまで様々な種類が挿絵に描かれています。

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5巻と20系急行「高千穂」

5巻、表紙は12・20系の急行「高千穂」です。急行「高千穂」は東京から西鹿児島を28時間かけて結ぶ急行列車です。編成は電源車を含めて11両編成、12系客車を3両挟んでいました。牽引は東京~下関駅EF65形、下関~門司駅までEF81形300番台、門司~西鹿児島駅までED76形の担当です。私も20系客車に乗って、高千穂を目指してみたかったですね。

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6巻と583系電車

6巻、キハ381系の特急「くろしお」が表紙を飾っています。何気に小海さんが表紙に載るのも初めてだったりしますね。キハ381系はキハ81形のようなブルドッグ顔の集中動力式ガスタービン気動車を両端に配置し、中間には電装解除した381系の中間車が連なります。特急「くろしお」は8両編成で、キハ381+キサハ380+キサハ380+キサシ380+キサロハ380+キサハ380+キサハ380+キハ381となっています。通常は新大阪駅から白浜、新宮駅まで、1往復のみ名古屋まで直接結ぶ列車もあります。ガスタービン気動車に振り子式付随車という恐ろしい編成ですが、ゴツイ屋根上機器と膨らんだような振り子式付随車の対比は、惹きつけられる人も多かったでしょう。作品の中では「パンダドリーム号」という國鉄583系電車6両を利用した列車も登場します。

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7巻と72系920番台・キハ35系気動車

7巻、表紙は72系920番台です。72系920番台とはありますが、イラストを見る限り101系登場後に車体更新をしたグループなのか、101系と近い車体で側扉も両開きとなっています。挿絵にはキハ08系が出てきたり、他にもオリジナル車両が文章に出てきます。挿絵にはなっていないですが、非冷房で夏は暑いキハ35系気動車に載るシーンも出てきたりします。新キャラの氷見が出てくるのも印象深い巻ですね。他にも6巻同様に小海さんが表紙になっていたりします。8巻、國鉄キハ8000系と湯野上温泉駅が表紙を飾ります。今回も小海さんが表紙ですね、桜井にも頑張ってほしいところ笑

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8巻とキハ8000系気動車

國鉄キハ8000系は名護屋鉄道と國鉄の直通列車「たかやま」や「北アルプス」で使用されていた気動車で、名護屋鉄道での廃車後は國鉄会津線磐越西線での優等列車に使われており、時期によっては急行「南会津」にも使われています。高山たち警四のメンバーも、湯野上温泉駅まで乗車していました。157系の顔をした185系1570番台や磐越西線での455系との併結など、柔軟な運用をこなすことが出来ます。エンジンはキハ58系列同様のDMH-17エンジンから、キハ181系で用いられるDML-30エンジンに好感されており、その改造のおかげか屋根上にはラジエターを装備しています。

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9巻と100系新幹線

9巻、表紙は東京帝都地下中央郵便軌道の電気機関車100系新幹線ですね。郵便軌道の機関車は、草軽電鉄に居たようなJeffrey製の機関車です。狭い運転台に少し背の高いパンタグラフ、後ろには郵便物を積んだ5両の貨車が連なります。軌間は高山の予想では610mm程度となっています。久々に東京駅周辺でのストーリーとなり、「RAIL WARS!」らしい作品です。表紙には100系新幹線、文にはC62形やEF68形、コキ50000形も登場します。

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10巻とL0-900系超電導リニア

10巻、記念すべき10巻はお待ちかねの國鉄L0-900系超電導リニアです。8巻以降、リニア新幹線の伏線が張られ続けていましたが、満を持しての登場となります。外観はN700系の先頭形状に、L0系の車体をつけたような形となっています。編成は6両で6号車はホワイト車、5号車はグリーン車、4~1号車は指定席車となっています。10巻はひたすらこの車両が活躍しています。

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11巻と201系電車

11巻、表紙はキワ90形です。國鉄キワ90形改め、陸上自衛隊の「第101建設隊」に譲渡されたキワ94-003+ホキ3500-003の編成が登場します。連結器は永久連結器で2両合わせてようやく客車1両程度の長さとなり、塗装は自衛隊車両で用いられるオリーブドラブとなっています。ホキ3500形の方はイラストや描写を見る限り、奥多摩工業のホキ34200形あたりの改造なのかなと思います。キワ94形とホキ3500形は是非プラレールでも作りたいところですね。文中には201系の4両編成も登場します。

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12巻と485・583系電車

 

12巻、表紙は583系が飾ります。11巻同様に小海さんが表紙ですが、12巻は内容も小海さんメインの巻となっています。185系200番台の故障により、485系583系の併結で「新特急草津5号・谷川7号」の代走を行っています。6巻でも登場した583系ですが、再び登場することとなりました。

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13巻とキ100形貨車

13巻、表紙はオリエント急行とキ100形です。表紙の後ろまでキ100形が写りこんでいます。この巻は番外編というか特別編というか、警四のメンバーが地中海の国「アテラ」に行って活躍します。オシャレなオリエント急行に乗り、桜井ですら満足するほどの銃撃戦をしてきます。時系列では8巻と9巻の間のストーリーとなっています。

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14巻とEF65形500番台

14巻、表紙は991系蓄電池駆動電車です。991系は今はやりの蓄電池式の電車で、デザインはE491系をベースに国鉄特急色にした形でした。アメリカのGTWが製造した電車で、赤字の國鉄を救済するような格安の軽量電車を大量に導入する前に試作品として國鉄の公安機動隊に導入されました。14巻の舞台は越前大野で、お酒がおいしい雪国の町です。14巻を読んだら行きたくなると思うので旅行とセットで是非笑

EF65形500番台も登場シーンは少ないですが、挿絵入りで登場します。

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15巻とキハ181系特急「あさしお」

15巻、表紙はキハ181系余部鉄橋でした。キハ181系は特急「あさしお号」として登場し、中学生アイドルの相模野々花を警護する警四は無事に餘部駅にたどり着けるのか、という物語です。キハ181系の編成は7両編成で、5号車にキサシ180形の食堂車、4号車はキロ180形のグリーン車です。他にも文中には300系新幹線「スーパーひかり」も登場しますが、國鉄の300系新幹線はエアロストリーム形状の新幹線で、現実では700系新幹線に相当するものと思われます。ちなみに15巻は、現在地味に人気が出ている米坂未遥さんの初登場回にもなります。

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16巻と235形電車

16巻、表紙はEF62形牽引の急行「能登」となっています。最初で最後の氷見が表紙に登場する巻となっています。EF62形はもう1両か2両しか残っていない貴重な電気機関車で、高山は54号機牽引の急行「能登」で北上することになります。文中にしか登場していないですが、客車は14系とマニ70形で牽引機は所定がEF68形1000番台となっています。碓氷峠を超えるときはEH68形300番台という二車体連結式機関車が牽引することでEF63形の重連運用置き換えていますが、当日はEF62形での代走という事もあり、補機はEF63形の重連となりました。また、挿絵には235形電車という路面電車が登場します。かつては475系が走っていた國鉄富山港線路面電車化するのに合わせて導入された新型電車で、塗装は国鉄バス同様の白地に紺色とグレーのラインが入ります。

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17巻とDE10形ディーゼル機関車

17巻、表紙はDE10形となります。黒いDE10形でライトが3灯になっているのが特徴で、挿絵を見る限りは函館運輸所のDE10形に近いのかなと思っています。これは鉄道公安隊に所属している機関車で、紺と水色に塗られたスユニ50形を牽引します。

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18巻とC62形蒸気機関車

18巻、表紙はC62形が飾ります。國鉄大湊線ではC62形を復活させて青森観光の起爆剤にしようと考えており、2号機を整備して大湊線で試運転を行っています。C62形は1巻での投炭訓練でも登場しましたね、18巻でも重要なシーンで登場することになります。やはり、つばめマークの輝く2号機はカッコいいですね。

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19巻とEF68形・28系寝台特急はやぶさ

19巻、表紙はキハ52形の急行「いわと」となっています。高千穂線ではキハ52形やキハ47形が普通列車で運用されているほか、急行「いわと」用にキハ23形やキハ58形も走っています。また、挿絵には久々に寝台特急はやぶさ」が起用されています。

 

(2020年12月12日追記)

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20巻と國鉄車両たち

20巻、無事に発売されましたね。20巻は高山と桜井、そして東京駅となりました。警四の活躍の終着駅であると同時に、國鉄の世界を演出してくれた車両たちともお別れとなります。警四の物語も8年の時を経て完結したので、これを機会に魅力いっぱいの國鉄ワールドを読んでみてはいかがでしょうか?

万葉線MLRV1000形

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万葉線MLRV1000形MLRV1003

万葉線MLRV1000形は、万葉線第三セクター化されて最初に自社で導入した車両です。新潟トランシスがドイツのAEG社と業務提携して販売を開始した超低床車の一つです。熊本の9700形、岡山の9200形に続く3例目の導入となります。2車体連接の構造でトータルデザインは地元の工業デザイナーの佐藤康三氏によって行われています。赤色の車体が目を惹くカッコいいデザインとなっています。

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MLRV1003-A側面

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MLRV1003-B側面

今回制作したのは、2015年の北陸旅行で最初に撮影した車両の1003編成としています。側面は種車の「ドラえもんトラム」と同様です。

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日本國有鉄道235形との並び

ライト周りをシルバーで塗り分けると印象が大きく変わりますね。このキリっとしたシルバーのライトは万葉線のイメージがあります。

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MLRV1003前面

近づくとより万葉線らしい雰囲気が出ますね。路面電車は近くで見る機会が多いからかもしれません。

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MLRV1003屋根上

「CENTRAM」と違い、屋根はニュートラルグレーで塗り分けてみました。一段と引き締まった感じがします

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日本國有鉄道235形との並び

日本國有鉄道富山港線を走る235形電車との並びです。國鉄の世界では万葉線ではなく、加越能鉄道富山地方鉄道のまま存続している可能性が高そうです。

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富山地方鉄道9000形との並び

同じ種車でも塗分けが大きく違う両者、側面窓との連続性やライト周りのシルバーなどに大きく違いが表れています。

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9000形・M101号との並び

路面電車の改造車両が並びます。最近は路面電車を作る人も増えてきましたね。路面電車メインの運転会とかもやってみたいものです。

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「吉久こしのお披露目キャンペーン」のマーク

2018年に万葉線にも鉄道むすめの「吉久こしの」がデビューしました。また、この時期には万葉線のMLRV1000形に「吉久こしのお披露目キャンペーン」のマークが取り付けられていました。今回はB車体のみに貼り付けています。

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万葉線MLRV1000形と吉久こしの

鉄道むすめの立て看板風のものを作って「吉久こしの」と共に並べてみました。 「吉久こしの」さんは高身長なイメージがありますね。

 

種車:MLRV1000形「ドラえもんトラム」

塗装:B-513 スーパークリアー光沢

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

   S-8 Mr.カラースプレーシルバー(銀)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   TS-86 タミヤカラースプレーピュアーレッド

車歴:2020年12月9日 落成

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東海旅客鉄道911形911-2の歩み

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砂川機関区にて

着工は2014年9月9日、最初の加工は2エンド側のナンバープレート台座を取り出すことからでした。この加工はEF68形のナンバープレート台座の複製に生かす目的もありました。余談ですが、この時期は初めてのちゅうおう正式参加以来、改造を半月ほどお休みしながら初代のブログ「保存車とプラレール」を開設した頃でしたね。

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砂川機関区にて

ナンバープレート台座の撤去跡を埋めつつ、ボンネットの角度や高さを変更していきます。

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ここで屋根上を加工するためにパンタグラフを取り外し、最初に取り外したナンバープレート諸共複製用の原型として保管することにします。後にナンバープレート台座はEF68形の台座の原型として使用されます。

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砂川機関区にて

パンタグラフを取り出して大穴が空いた屋根上を、運転台と連続する高さまでプラ板で埋めます。スイッチ穴をしっかりと残しておくことで、後の加工が楽になります。また、この時点で運転台側面の仕切りを撤去し、911形のナナメ窓を再現する準備をしておきます。

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砂川機関区にて

同じ加工を1エンド側にも施し、表面を平滑にしていきます。ナナメ窓の再現のために斜材を入れて新たな運転台窓とします。側面の飾り帯もこの時点で削り終えました。扉の辺りは当時削る技術が無かったのと、ステップが実車にもあったのでそのままとしました。側面のモニター窓やルーバーは、EF66形そのままとしました。

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着工から5日後、サフ吹きを何度か行い表面処理を進めます。この時点で屋根上の機器を載せました。最初の落成ではDD51形のファンを使っていません。ちなみに左上に写っているのはキハ45形になる予定の旧型客車です。

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砂川機関区にて

最終サフを終えて完成間近の911形、今見ると窓の処理が甘くうっすらと飾り帯も残っていますね。ただ、911形らしい高いボンネットはそれらしく再現できたと思います。

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Mr.カラースプレーのブルー(青)を吹き終えた時の様子、影のお陰で丁度良い青に見えますが、実際にはおもちゃらしい明るい青に仕上がりました。

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2014年9月15日、911形は落成しました。台車も製品のEF66形そのままでおもちゃらしいというかプラレールらしい仕上がりとなりました。ちなみに番号は911-2、三重電池鉄道様の911形の方が先に落成していたのでその続番という形でこの番号にしました。この時点ではネットに公開せず、10月1日の新幹線開業50周年に合わせて公開する予定でした。

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2014年9月21日、暁さんが912形を偶然にも同時期に作っておりこの日に公開したため、私の911形もTwitterの方に公開しました。暁さんの912形が暗めの色だったのに対し、私の作品は明るめだったので色を直したいという気持ちが高まりました。ちなみに前日の9月20日に「JOIN-T」の発足会合が行われていました。この日に当時の発足メンバーには公開した気がします。

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砂川車輌にて

2014年10月1日、東海道新幹線開業から50年が経った日です。911形の製作動機自体がこの日に間に合わせるためでしたので、東海道新幹線の車両たちと並べて撮影しています。特に0系との並びはこれ以降も何度も撮影している気がします笑

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落成後は工事用列車の牽引等に使用されることになります。この時代、塗装の漏れが非常に気になりますね笑

2014年10月5日、相模総合車両所に貸し出されて電装工事とスカート設置工事が施されることになります。

ダミーの双頭連結器やジャンパー線も付けてもらい、よりかっこいい顔つきとなります。

床下にはライト用のスイッチ穴が二つ、ヘッドライトだけでなくテールライトも設置してもらいました。

相模総合車両所での試運転の様子、ヘッドライトもカッコいいですが、テールライトも味があります。

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2014年11月25日、相模総合車両所で電装工事とスカート設置工事を終えて砂川機関区に帰ってきます。とても丁寧でかっこいい加工を行っていただき、このあと6年間はスカートもライトも微調整を加えつつも使用し続けることが出来ました。

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砂川機関区にて

相模総合車両所から返却回送されたのを皮切りに、最初のリメイクを始めます。最初に行うのはDD51形の解体です。これは屋根上にファンを設置するためです。DD51形のボンネットのファンが丁度よかったので活用します。実車DD51形をベースとした機関車のはずなので、丁度いいと言えばその通りですね。ちなみにこの解体されたDD51形の台車は、秩父鉄道デキ100形に転用されました。

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砂川機関区にて

屋根上にファンを設置した姿です。ついでに表面処理も行い、よりカッコよくなるように整備していきます。

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暁さんの912形に影響を受けて鉄道カラーの青20号を用いて、少し暗く重そうな雰囲気に仕上げていきます。

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砂川機関区にて

工場の奥に光が灯ります。私は電気工作が得意ではないので電装はやらないのですが、やはりライトをつけるとカッコよくなりますね。

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丘和車両にて

2014年11月29日、入場から4日間で見事復活を遂げました。今までより実車の雰囲気を感じられる塗装になったと思いますし、スカートやライトもより効果を上げられるようになりました。でも、実はこの時点では最初の落成から2ヶ月くらいしか経っていないんですよね。

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砂川車輌にて

砂川車輌で0系と並ぶ911形、最初の落成時と違い0系も新金型を使っています笑

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砂川機関区にて

ディーゼル機関車たちの並び、DF200形と言い箱型のディーゼル機関車って少し海外チックな雰囲気もあってロマンがあると思うんですよね。

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この時期は「第1回プラレールひろばinきたもと」の1か月前、沢山の新作の完成やはまのべ氏から車両の支援を受けていた頃で車両もにぎやかです。ED500形なんかも最近は全く走る機会が無くなりましたね。

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丘和車両にて

カニ24形を牽く911形、この当時はカニ24形にマグネット連結器を付け、新幹線電車用のアダプター役として活躍していました。後にこの事業用カニ24形は20系用のカニ22形に改造されます。ちなみに奥に少し写っている白帯のカニ24形は、あけぼの用のカニ24形へと再改造されています。

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砂川機関区にて

「第1回プラレールひろばinきたもと」までは砂川機関区にて展示されることになりました。どこかの博覧会にでも展示された姿に見えますね。

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「第1回プラレールひろばinきたもと」にて

機関区にて憩う911形、隣にいるのはぺこりさんのスペイン国鉄の251形、その隣は國鉄のDF51形です。個性的な機関車が集まるのも運転会ならではです。

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「第1回プラレールひろばinきたもと」にて

2014年12月21日、「第1回プラレールひろばinきたもと」当日の日となりました。機関区を出発しレール輸送用の貨車を引き取り本線へ出発します。911形と言えばレール輸送を行っているイメージがあります。

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「第1回プラレールひろばinきたもと」にて

本線に出てレール輸送を行う911形、富士川橋梁を渡り、高架線を走り、駅を通過していきます。

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「第1回プラレールひろばinきたもと」にて

駅併設の保守基地で休む911形、個人的にこの駅の配線が好きでした。在来線の駅に隣接した新幹線の保守基地という感じがする配線でした。恐らくホームに面した線路は在来線で、他の2線は3線軌になっているのでしょう。

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「第1回プラレールひろばinきたもと」にて

ヲキ・ヲキフの編成を牽く911形です。バラストを散布しているイメージで撮影しましたが、実際に911形が931形等のバラスト散布用の貨車を牽いていたのかは不明です。

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砂川機関区にて

第1回プラレールひろばinきたもと」を終えて砂川機関区に集う我が家の車両たち、中央の転車台には911形が鎮座しています。DF51形、701系、最近は活躍の少ないED500形等の当時の2014年落成の主要車両たちが並びます。今とは姿の違う車両たちも多くいます。

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2015年1月24日夜、夜間の保線活動に向けて機関区で出発の準備をしています。電装されているとこういう遊びが出来るのがいいですよね。

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夜間のバラスト散布運用、駅にも電装を施せばもう少し雰囲気が出そうです。

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昼間時間帯は新幹線の中では足の遅い方に分類されてしまう911形は、駅で別の列車に抜かれます。新幹線の駅では通過線が上下線のホームの間に設置されていることが多いですよね。

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2015年1月29日、自宅の一室にレイアウトを組んで走行試験を行いました。ドクターイエローの中間車を軌道検測車代わりに連結しています。実際には921形あたりが使用されていたはずです。いつか作りたい車両の1つです。

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0系との並び、リメイクして以降は暗く重い雰囲気が出ているので、新規金型の0系との親和性が高い印象があります。

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毎年夏あたりに行われる「新幹線なるほど発見デー」風です。911形は2000年代初頭位まで展示されていましたよね。300Xも今は「リニア・鉄道館」にて展示されていますが、展示前は浜松工場の一般公開での常連でした。

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東海旅客鉄道柚木基地にて

東静岡駅に隣接している柚木基地に持ってきました。静岡地区の拠点となる大きな基地なので、911形も出入りしていたかもしれません。ロングレール運搬の後継機となるLRA9101+LRA9102は後にここで解体されていましたね。

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砂川機関区にて

911形と秩父鉄道デキ500形の並びです。どちらもこの後リメイクを何度も行う車両たちです。

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「第1回北本でんしゃ広場」にて

「第2回北本でんしゃ広場」の時は、車庫で検測の待機をしていました。

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「第1回北本でんしゃ広場」にて

側線で休む911形の検測編成、その横を0系が通過していきます。地味にこの側線は、東海道新幹線の雰囲気があって気に入ってる情景の一つだったりします。

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「第1回北本でんしゃ広場」にて

別のアングルから911形と側線を眺めてみます。今度はホッパー車を従えていますね。新幹線と在来線の間に保守用の側線があるのは、高崎駅辺りを思い浮かべたりしますね。

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「第9回プラレールひろばinちゅうおう」にて

同じ日に新作発表した暁さんの912形との並び、Twitterで見た時から是非並べたいと思っていたのでやっと念願が叶いました。隣には941形も並び、新幹線の事業用車両が一堂に会した瞬間でしたね。この運転会の時から朱夏車輌に入場し、モーターの換装を行ってもらいました。

その後、相模総合車両所にも入場しライトの調整も実施、不思議なことに換装したばかりのモーターの調子が悪くなり、再び朱夏車輌に入場する等混迷を極めていたこともありましたね笑

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プラレール博 in Tokyo 2015」の時に返却していただきました。モーターやライトの改良が行われ、911形の使い勝手が更に良くなりました。ちなみに当時のプラレール博は幕張メッセでしたね、写真は近くのサイゼリヤだった気がします。

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 前日に落成したばかりのEF68形との並びです。EF68形もリメイクを実施して姿が変わっていますね。

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UR白井黒川駅にて

福遠邸にて製作中の白井黒川駅での1枚、海外型の蒸気機関車が多数並びヨーロピアンな雰囲気が漂っていますが、その端に911形も紛れ込んでいました。個人的には 911形も日本の機関車の中では、比較的ヨーロピアンスタイルだと思っています。

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砂川機関区にて

「第2回プラレールひろばinきたもと」直前の姿、登板回数が多いのもあってか塗りなおしてから半年足らずとは思えないくたびれ方をしています。この辺りからリメイクを視野に入れていましたが、この時期は運転会が連続していたのもあり、なかなか踏み出せません。

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「第2回プラレールひろばinきたもと」にて

新幹線駅を通過する911形、前回と比べるとホッパー車の両数が1両増えています。ちなみにこの新幹線駅、熊谷駅を意識していているため新幹線の下にもホームを設置していたりします。奥には秩父鉄道1000系も見えていますね。

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「第2回プラレールひろばinきたもと」にて

リニアモーターカーを救援する911形、「RAIL WARS!」を意識しているのは言うまでもありません。プラレールリニアモーターカーですが、国宮崎実験線を彷彿とさせる赤を基調としたデザインで、架空の車両ですがこれはこれで似合っててかっこいいと個人的には思っていたりします。

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「第2回プラレールひろばinきたもと」にて

はまのべ氏製作の国鉄工場スイッチャーとの並びです。同じ青色と黄色の警戒色を纏った車両なので並べてみましたが、このあと一時的にこのスイッチャーを預かることになります。

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砂川機関区にて

「第2回プラレールひろばinきたもと」も無事に終了し、砂川機関区には運転会で使用した車両たちが集結します。預かることになった国鉄工場のスイッチャーも隅に見えますね。2014年から2015年上半期にかけての車両たちが並んでいます。

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「第10回プラレールひろばinちゅうおう」にて

 「第10回プラレールひろばinちゅうおう」では本線走行の夢が叶いました。ブルートレインが沢山走る在来線を横目に新幹線を走っていきます。朱夏車輌で換装したモーターの効果も発揮されます。

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「第10回プラレールひろばinちゅうおう」にて

雅さんの100系を牽いて本線を走る911形です。今思えば畏れ多い編成です笑

15両分の車両を牽いても走れるパワーもありました。

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「第10回プラレールひろばinちゅうおう」にて

単機で橋梁を通過する911形、「第1回プラレールひろばinきたもと」の写真でも似たような写真を撮った気がします。 

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「第10回プラレールひろばinちゅうおう」にて

 側線で休む911形、過去1番くらい本線を走行したので運転会後は念入りに整備することになるでしょう。

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「第10回プラレールひろばinちゅうおう」にて

1000番台さんのDD13形との並び、このDD13形のバランス本当に好きなのでこのバランスで912形を作りたいなと思っていたりします。

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「第10回プラレールひろばinちゅうおう」にて

暁さんの941形との並び、ドクターイエローのように見える車両ですが、実は救援車で元を正せば鴨宮実験線時代から居る1000形の最後の姿でした。911形と連結して走ることもあったのかなと思います。

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「第10回プラレールひろばinちゅうおう」にて

こだまさんのDD54形との並び、国鉄の箱型ディーゼル機関車でスタイルも比較的近い両者の並びでとてもよかったなと思います。また機会が有れば並べさせていただきたいものです。 

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「第2回北本でんしゃ広場」にて

「第2回北本でんしゃ広場」でも新幹線を走行していました。1回目のリメイクから1年と少し経ち年季が入ってきた感じがします。余談ですが駅は例によって熊谷駅をモデルにしながら作っています。今回は本線と私鉄線で新幹線を挟む形としています。

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「第2回北本でんしゃ広場」にて

高架線の下に作った留置線で休む911形、新幹線にはあまりこういう留置線は無いですよね、どちらかと言えば私鉄にありそうな雰囲気です。

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「第2回北本でんしゃ広場」にて

上野駅地平ホームを模した駅で発車準備をする911形です。この少し薄暗い雰囲気の駅はまたやりたい題材です。

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砂川車輌にて

911形とDD53形の並び、こだまさんのDD54形に続きはまのべ氏のDD53形とも並べさせていただきました。DD54形と同様に箱型のディーゼル機関車911形とも似通うデザインをしている機関車です。

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東北大学鉄道研究会 冬の鉄道模型運転会」にて

東北大学鉄道研究会様の運転会を見に行った時にもパシフィックさんの「あじあ号」客車をお借りして本線を走行させていただきました。どちらも1435mmの高速列車で戦後も日本が関与していたら、満鉄の線路を911形に似た機関車が走っていたかもしれませんね。

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東北大学鉄道研究会 冬の鉄道模型運転会」にて

パシフィックさんの「あじあ号」との並びです。この時初めて見せてもらいましたが精密でカッコいい作品でした。

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東北大学鉄道研究会 冬の鉄道模型運転会」にて

 東西線15000系を改造したという仙台市営地下鉄南北線との並びです。地元車もしっかりいて地元大学の運転会らしくていいなと思いました。

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「熊谷プラレール」にて

 ぺたぞうさんによる住宅展示場でのイベントでも走行させてもらいました。この時は28系客車を牽くことにしましたが、塗装の色も近いのである意味整っていた編成かもしれません笑

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「第4回 他大合同運転会」にて

芝浦工業大学鉄道研究会様の運転会にも参加させていただきました。この時のテーマがダイヤ改正で大きく変化する「青森~函館」だったので、北海道新幹線区間を走行させていただきました。北海道新幹線が多数並ぶ函館新幹線総合車両所が印象的ですね。

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「第4回 他大合同運転会」にて

パシフィックさんとも再会し、パシナとも並べさせていただきました。この後時間をおかず、再び並ぶことになります。

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「第3回北本でんしゃ広場」にて

芝浦工大での運転会を皮切りに3月の運転会ラッシュが始まりました。翌々週には「第5回プラレールひろばinさっぽろ」があり、更に翌週には「第3回北本でんしゃ広場」がありました。「第3回北本でんしゃ広場」ではコンテナを牽いて津軽海峡を渡る911形の姿がありました。

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「第3回北本でんしゃ広場」にて

駅前に展示された911形、実車もどこかの駅前に展示されていたら良かったですね・・・・

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「第3回北本でんしゃ広場」にて

空転さんのJR東海キヤ97形との並びです。新幹線と在来線という違いはあれど、どちらもJR東海の保線に関わる車両です。

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「第3回北本でんしゃ広場」にて

空転さんのキヤ97の中間・後尾車を借りてレール輸送編成を再現してみました。こういう編成を911形のためにも自前で用意しなければと以前から考えていますが、なかなか進まない計画の一つです。

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「第3回北本でんしゃ広場」にて

事業用車両の並びです。当時はここまで事業用の車両が並ぶのは貴重な瞬間だなと思っていましたが、次の運転会で更に増殖するとは思いもしなかったですね。

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「第3回北本でんしゃ広場」にて

最早恒例となってきたパシフィックさんのパシナとの並びです。今回は20系客車があったのでお互いの客車を交換し、パシナが20系を911形が「あじあ号」を牽いてみることにしました。

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「第3回北本でんしゃ広場」にて

あじあ号」を牽く911形です。どことなく中国のような雰囲気がしてきますね。

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砂川車輌にて

前回のリメイクから1年半ほどが経ち、登板回数もダントツで多い911形の車体は老朽化も進んでいました。次の運転会までの期間に最低限の修繕が必要と判断し、修繕前の撮影を行いました。

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砂川車輌にて

はまのべ氏製作のDD53形とも最後の並び、このDD53形は私の911形を参考に作ってくれたそうである意味兄弟機のような存在です。

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砂川車輌にて

2016年5月2日に塗装を剥がし再塗装を行うことにします。表面処理を行いつつ窓枠の修正等を行いました。また、スカートの長さも高架レールに干渉しない長さへと縮めました。

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砂川車輌にて

2日後の5月4日、再塗装を終えて911形が出場しました。ブルーは以前と違いタミヤカラースプレーのブルーを使用し、全検出場直後のような艶のある塗装を目指しました。

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「第3回プラレールひろばInきたもと」にて

どうにか「第3回プラレールひろばInきたもと」の設営日に間に合わせることに成功し、DNDKさんが製作したチキを牽いてレール輸送に従事します。

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「第3回プラレールひろばinきたもと」にて

実は同時期に五号機氏が911形を同様の工法で製作しており、それに合わせたリメイクでもありました。側面のルーバーや庇にも拘っている五号機氏の911形はとてもカッコよかったです。

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「第3回プラレールひろばinきたもと」にて

暁さんの912形やパシフィックさんの機関車を交えて標準軌の機関車並びをしてみました。

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「第3回プラレールひろばinきたもと」にて

その場に出そろった青い作品たちの並びです。平塚さんのパニアタンクも懐かしいですね。

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「第3回プラレールひろばinきたもと」にて

新幹線の事業用車両の並びです。従来の911・912・941形に加えて五号機氏が製作した921形も並びます。

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「第3回プラレールひろばinきたもと」にて

「第3回北本でんしゃ広場」に続いて事業用車両の並びを行いましたが、前回の倍以上の数になっていて驚きました。後にも先にもプラレールの事業用車両がここまで集結したことはないんじゃないかと思います。

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「第3回プラレールひろばinきたもと」にて

JR東海に関わる事業用車両の並びです。設営日の夜に思いつき慌てて仕上げたJR東海のマルタイや空転さんのキヤ97形、製品のキヤ97形までも並びます。

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「第3回プラレールひろばinきたもと」にて

パシフィックさんの「あじあ号」と新作のブリキ「つばめ号」と911形+20系客車の並びです。個人的に911形と20系客車の組み合わせは実在しないものの似合っているなと思っています。

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砂川車輌にて

「第3回プラレールひろばinきたもと」の時に暁さんからお預かりした912形、941形との並びです。この後に返却予定があったために撮影した記憶があります。

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「第2回トレインくらぶin桶川児童館」にて

桶川で2回目の運転会が行われました。この運転会に合わせて仕上げたEF65 1059号との並びです。同系統の塗料を使用しているため、かなり印象が近くなっています。

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「第2回プラレールひろばinちゅうおう」にて

3か月後、2度目のリメイク後初の「プラレールひろばinちゅうおう」での本線走行を果たします。この時の新幹線は橋脚二段のストレートがあり、写真がとても映えた回だった気がします。

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「第11回プラレールひろばinちゅうおう」にて

JR東海カラーのマルタイと911形を使用し、新幹線と保守基地的な写真を撮ってみたりしました。イメージとしてはありそうですが、高い高架橋と保守基地がある駅が東海道新幹線にあるかと言えば微妙で、どちらかと言えば山陽新幹線JR東日本にありそうな風景だとも思います。

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「第11回プラレールひろばinちゅうおう」にて

2016年4~8月で製作した車両たちの並びです。何というか、冷静に考えなくても大学受験生としてはいかがなものかと思いますね。一応補足しておくと、ほとんど加工のいらない車両たちを製作していたようです。

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「第11回プラレールひろばinちゅうおう」にて

えちごやさんが製作したプラレールサイズのクリーニングカーを、EF65 1059号とプッシュプルで牽引しています。カラーリングからして事業用車編成といった感じです。

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「第11回プラレールひろばinちゅうおう」にて

リメイクを終えて「プラレールひろばinちゅうおう」での本線走行も果たした911形ですが、私も受験期に差し掛かっていたのもあり、当分運転会の参加も無いだろうと考えてはまのべ氏に預けることとしました。

受験前半戦が終わり、らいぷらと共に砂川トラベル箱根登山鉄道撮影編に行ってきました。帰り道に寄り道しつつはまのべ氏に連絡、神奈川県内で車両の返却が行われました。大学受験後初の会合だったのもあり、話が盛り上がった記憶があります。

2017年2月、当時製作していた車両を集合させました。右奥から2013年以前、右中が2014年、右手前が2015年、左奥が2016年、右手前が2017年になっています。911形は2016年にリメイクしているので2016年のブロックにいます。

「第1回町田トレインコネクション」にて

2017年3月に行われた「第1回町田トレインコネクション」にも持ち込み、はまのべ氏の最新機関車である小田急電鉄ED1030形と並べました。この機関車もかわいらしくて好きです。

「第1回町田トレインコネクション」にて

「第1回町田トレインコネクション」の主催を務める池谷氏の200系との並びです。我が家の唯一の新幹線車両として、様々な新幹線作品と並べさせていただいています。池谷氏と会ったのはこの回が初めてでしたね。

「第1回町田トレインコネクション」にて

「第1回町田トレインコネクション」に持ち込んだ事業用車両たち、当時の新作は右側に写る東鉄工業KSP2002型でした。地元色の強い運転会のため、簡単に作れて役立ちそうな車両を選んだ記憶があります。

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東海旅客鉄道911形

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東海旅客鉄道911911-2

911形は、1964年の新幹線開業時に新幹線電車救援専用として製造された液体式ディーゼル機関車です。DD51形をベースに6軸駆動に改め、青20号と黄5号の塗装に身を包んでいます。最高速度は日本のディーゼル機関車史上最速の時速160km/h、牽引力は20‰の勾配において16両編成の満員電車を引き出せる程の力がある、非常にパワフルなディーゼル機関車でした。連結器は貨車との連結も想定し、新幹線用密着連結器と並形連結器の双頭連結器を装備していました。本来の用途である新幹線故障時の救援は列車密度の関係から行われず、921形を使用した検測と工事列車の牽引用として使われていました。2・3号はJR東海にも引き継がれ、2号は1995年まで活躍し浜松工場で保管されていました。2001年まで展示されていたようなので、私も記憶にはありませんが見ていたかもしれません。現在も保管されているという話ですが実際のところはどうなんでしょうか?

今回製作した理由は、昔から新幹線の図鑑の最後の方に載っていて憧れのある車両だったからです。普段目にする機会のない事業用の車両ですが、デザインもかっこよく纏まっていて、日本でも屈指の美しい機関車だと思います。911形をプラレール化したのは、私が把握している限りは三重電池鉄道さんの作品に続く2例目のようだったので番号は911-2という事にしました。後に五号機が3例目を作ったので、3号機まで揃ったことになります。

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911-2側面

側面は種車となるEF66形のモニター窓やルーバーを生かしつつも、乗務員扉より前の前面窓を911形風に斜めにするなどの加工を施しています。リメイクにあたってルーバーを実車同様にするか悩みましたが、リメイク前の雰囲気を残すこととしました。EF66形時代の側面帯のモールドも削り落とし、乗務員扉部分はステップとして残しています。

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種車EF66形との並び

窓はそのままですが、ボンネット部分を大きく加工しています。また、リメイク前との違いとして、2014年にはまのべ氏に委託して開けてもらったライト穴を位置修正も兼ねて開けなおしました。スカートも大幅に修正、丸みを帯びたものとし、高架レールへの干渉も避けられる大きさとしました。

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911-2前面

911形とEF66形との大きな違いであるボンネットのラインは、プラ板を用いて整形しました。

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911-2屋根上

屋根上はパンタを撤去して前面と同じ高さに屋根自体を嵩上げしています。そして、その上にDD51形のボンネットのファンを移植しています。実車DD51形相当のエンジンを積んでいたはずなので、あながち間違ってはいないと思います。

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我が家の車両では非常に珍しいライト点灯仕様の車両となっており、運転会でも見栄えがよくナイトモードでも走行できます。施工ははまのべの相模総合車両所で行われています。本当にありがとうございました。

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種車EF66形との並び

今まで紹介してきた加工点も、種車となるEF66形と比較することで見えてきます。ボンネットのライン、乗務員室の窓、屋根自体や屋根上機器、前面のライト穴です。

 

種車EF66形、DD51形(屋根上機器)

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-515 Mr.サーフェイサー1200スプレー

   B-518 Mr.ベースホワイト1000スプレー

   B-519 Mr.サーフェイサー1000スプレー

   S-2 Mr.カラースプレーブラック(黒)

   S-4 Mr.カラースプレーイエロー(黄)(落成・第1次出場時)

   S-5 Mr.カラースプレーブルー(青)(落成時)

   S-8 Mr.カラースプレーシルバー(銀)

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   TS-15 タミヤカラースプレーブルー

   SP-12 鉄道スプレー黄5号

   SP-16 鉄道スプレー青20号(第1次出場時)

車歴:2014年9月15日 落成

   2014年10月5日 相模総合車両所入場

   2014年11月25日 相模総合車両所出場

   2014年11月29日 第1次出場

   2014年12月21日 第1回プラレールひろばinきたもと走行

   2015年3月21・21日 第1回北本でんしゃ広場走行

   2015年3月29日 第9回プラレールひろばinちゅうおう展示、相模総合車両所入場

   2015年4月29日 プラレール博 in Tokyo 2015持ち込み、相模総合車両所出場

   2015年7月12日 第2回プラレールひろばinきたもと走行

   2015年8月13日 第10回プラレールひろばinちゅうおう走行

   2015年11月1日 第2回北本でんしゃ広場走行

   2015年12月23日 東北大学鉄道研究会 冬の鉄道模型運転会走行

   2016年1月3日 熊谷プラレール走行

   2016年2月27日 第4回 他大合同運転会走行

   2016年3月20・21日 第3回北本でんしゃ広場走行

   2016年5月4日 第2次出場

   2016年5月4・5日 第3回プラレールひろばinきたもと走行

   2016年8月7日 第2回トレインin桶川児童館走行

   2016年8月11・14日 第11回プラレールひろばinちゅうおう走行

   2020年4月17日 第3次入場

   2020年12月2日 第3次出場

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