Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

2023年1月のトップページ

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プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していました。

当ブログではプラレールを中心に保存車/廃車体等の鉄道趣味のメジャーではない部分に焦点を当てて取り扱っていきたいと思います。文章力が無く下手な文章となってしまうかもしれませんが読んで頂けると幸いです。
 

今月のトップページは、12月半ばに府中市郷土の森博物館で行った「陸蒸気からリニアまで」の展示です。空転さんにお声がけいただき、5月のルミエールで行った展示に磨きをかける形で行いました。博物館での展示は博物館実習以来で文字サイズや展示パネルの配置などで苦戦しましたが、1000番台さんのご協力もあり無事に展示できました。特にパネルの文章や車両のチョイス、配置の仕方などに工夫を凝らしています。念願だった博物館での展示に携われ、1年を締めくくることが出来ました。

 

改めまして、あけましておめでとうございます。今年も「Sunagawa Railway」をどうか、よろしくお願いいたします。2021年は改造作品が少ない1年でしたが、代わりに体育館運転や博物館での展示、コミケでの同人誌発行など新しいチャレンジが多かった1年だったと感じます。2023年も楽しく健やかに過ごせる1年になるよう願いたいと思います。

 

重要なお知らせ
2022年夏のコミックマーケットC100で頒布した「専用線ヒストリー砂川駅編ー木工場と砂利場を支えた専用線ー」ですが、「空知鉄道遺産研究所」名義でBoothでの通販を開始しました。下記のリンクにも追加しておきました。また、目次欄にも「空知鉄道遺産研究所」を追加しました。
 
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ブログ内目次
 
プラレールの改造はメーカーであるタカラトミー様は推奨していません。改造はあくまで自己責任でお願いします。改造されて怪我等をされても当blog及びメーカー様は一切の責任を負いません。
*肖像権が関わる画像や企業名などが写っている画像は予め加工しています。
*敷地内で撮影した画像は全て許可を得て撮影しています。

『専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』

専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』

前作に引き続き「専用線ヒストリー」として専用線や軌道を調査しました。北海道の日高地方にある様似町内に存在した専用線や軌道の歴史を写真や地図資料を用いて纏めています。様似町内には鵜苫、西様似、様似の3駅があり、西様似駅には三井物産が敷設した森林軌道、様似駅には日高工場が敷設した専用線が存在しました。また、情報が入手できる限り工事軌道(様似漁港、鵜苫漁港、幌満川第三発電所)、日高工場構内軌道も取り上げています。市町村史や社史、様似郷土館の貴重な写真などから専用線の全貌を纏めています。廃止から年数が経った鉄軌道となると記録も少なく、鉄道趣味者の視点での専用線研究ですが、前作以上に郷土の歴史にも触れることができるよう人物などにも着目した本を目指しました。第二版は初版の内容に加え、配線図や日勝線に関する内容を強化しています。

協力:様似郷土館、砂川市郷土資料室、北海道博物館、浦河町立郷土博物館

sunagawarailway.booth.pm

BOOTH様で販売しています。販売価格は800円+送料となります。

表紙は1960年代の『鉄道ピクトリアル』のデザインを参考に製作しました。写真は西様似付近で撮影された三井軌道の機関車と日本電工日高工場の空撮を使用しています。どちらも様似郷土館所蔵の貴重な写真です。

専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』裏表紙

裏表紙は様似製材工場の配置図を掲載しています。これは私自身が卒業論文執筆時に作図したもので、黄緑線が日高本線、緑線は三井軌道、赤線は様似製材工場の建物となっています。

専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』目次

最後に目次を掲載しておきます。興味がございましたら是非手に取って頂けると幸いです。

 

2023年4月18日追記

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写真の所蔵場所や他に使用が確認できた文献の一覧表を作成しましたので、BOOTH様にてPDF版を無料でダウンロード配布します。今後の研究などで役立てて貰えればと思います。

 

2023年6月20日追記

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↑過去の即売会での頒布状況はこちらです。

 

2023年8月18日追記

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専用線ヒストリー ②様似編』ですが、2023年6月18日に行われた「鉄道&交通同人誌まつり」にて無事に100部全て完売となりました。ご購入いただいた方、本当にありがとうございます。こちらについてもPDF版の販売も行ってみようと思います。冊子での販売ではないことを強みに、64ページカラー500円で販売します。送料も発生しないので比較的お手軽に手が届くといいなと思う次第です。一応正式販売前に推敲と画質の改善、各博物館への再申請などの手順は踏んでおります。

 

2023年10月21日追記

冬コミ(C101)」で販売した専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』ですが、下記の博物館、図書館等に寄贈しました。基本的には関連する自治体や卒業論文で関わりのあった博物館などに納めています。実際に閲覧できるのは2023年10月21現在は国立国会図書館様似町立図書館、滝川市自然史美術館です。滝川市自然史美術館ではロビーに置いてあるとのことでした。もし同人誌に興味がありましたら下記の図書館で閲覧してみてください、BOOTH様での販売も継続していますのでそちらもよろしくお願いします。博物館関係は開架には置いていないはずですので閲覧は不可だと思いますのでご注意ください。

・北海道博物館

・砂川市郷土資料室

滝川市美術自然史館

浦河町立郷土博物館

・様似郷土館

国立国会図書館

様似町立図書館

 

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2022年を振り返る(上半期)

毎年忙しくてあまり振り返り記事を書くことが少ないですが、たまには書いてみようかなと思います。

1月

1月は元旦からどこかに出かけるわけでもなく寝正月を過ごしていました。と、言いたいところですが、卒業論文に追われていて年末も年始も全く区別がつかない程度には忙しかった気がします。その中で2022年最初の改造車両が落成しました。大社駅のD51形です。作った理由?ちょっとよくわからないですね。忙しい中で手抜き改造をしていたわけです(作業時間40分)

5日には最初の保存車両巡り、マスタードシードでお食事しました。いつもの牛タンシチューです。

大社駅のD51

卒論から解放されようやく自由の身、早速サンライズに乗って島根県を目指します。同行者はやはさんと青流、たどり着くは南大東駅。本当は南大東島に行く予定だったのですが、コロナでLIVEが潰れてしまったので休みを利用して出かけたわけです。大社駅では元旦に作ったD51形の親子写真を撮ります。その後は下関を目指して特急に乗車、新山口からは新幹線で目指します。

くろがね線

翌日は宇部をまわって何故か北九州を目指すことに、今度はくろがね線を満喫します。宿は岡山、食事は広島でお好み焼きを食べます。

せっかく岡山に泊ったのだから朝は水島臨海でしょってことで酒飲んで寝ます。朝起きると予定より1時間遅れ、旧型気動車の時間には間に合いません。やはさんと青流は起きて乗ったようです。悲しみ……

片上鉄道DD13形

その後は美観地区に向かう途中ですれ違ったり、赤穂線で青流と一駅だけ一緒になったりしながら片上鉄道のDD13形を見学しました。更にやはさんに連れられて伊部で焼き物を満喫します。姫路からはほくとさんと合流、山陽電気鉄道で難波を目指します。軌間1435㎜の旅が始まります。阪神なんば線に乗り換えて難波駅に到着、さらに2名のプラレーラーと合流して座談会を行います。1時間程度飲んだでしょうか、名古屋に向かうひのとりの時間が来たので撤収することにします。ひのとりは先頭のデラックスシートを満喫、あっという間の旅でした。姫路駅から名古屋駅まで軌間1435㎜の線路が繋がっているのは非常に面白いですね。

瀬戸蔵ミュージアムの保存車

翌日、朝から瀬戸市民公園の保存車を見に行きます。たろこと合流して瀬戸市民公園と瀬戸蔵を覗きました。瀬戸線って水野駅があるんですね、これは面白いとか考えながら東京行きの新幹線に乗車します。たろことは翌日再会することになります。そのままバイト戦士の家へ、LIVEの配信を観ます。

翌日は優秀卒業論文の発表会、数日間遊んでるうちに選ばれていました滝汗

無事に終えて今度はLIVEの配信を観るために神奈川へ向かいます。バイト戦士とロマンスカーに乗車、まさかのVSEに乗車できました。これが最後の乗車でしょうか。LIVEの配信を観て酒飲んで翌日に解散、濃厚な一週間でした。

2月

実は何もしていません、しいて言うなら大掃除してました。濃厚接触者になって隔離生活を送ってました笑

時間があるのに任せてプラレール改造ばっかりしていました。月末にはMTCに呼ばれて久々の運転会を楽しみます。

3月

「第14回北本でんしゃ広場」

3月は頭から「第14回北本でんしゃ広場」がありました。テーマは北関東、ひたちなか海浜鉄道のキハ22形を製作しましたね。夕飯は上尾のLaLaに、これ以降度々行くことになります。

それ以降は卒業式や高崎にカラオケしに行ったりと普通に遊んでました。月末には那珂川に行きヨ3500形の車番貼りを手伝いました。

4月

中銀カプセルタワービル

月初めからLIVEに行ってました。1月は流れたので初現地です。翌週は中銀カプセルたあーを見て辻堂海浜公園へ行きました。地味に行ったことなかったんですよね。翌日はロマンスカーミュージアムへ、懐かしの車両がたくさんです。

碓氷峠鉄道文化むら

4月半ばには碓氷峠鉄道文化むら行きました。5年ぶりの訪問です、意外と行かないものですね。

5月

5月はふちゅうで「陸蒸気からリニアまで」というテーマで行いましたが、局地的に大好評でした。半ばにはトキワ荘ミュージアムに行きました。さらに長野に行ったのも5月でしたね、念願の湯田中温泉へ向かいます。

下野郷一般公開

道中では下之郷駅での一般公開の日でした。他にも別所温泉で八木沢まいに会ったりもしています。

長野電鉄5000形

帰り道では長野電鉄5000形を見学しています。長野電鉄5000形は祖父に連れて行ってもらった記憶が強く、10年以上たってリベンジすることになりました。

下風呂駅とキハ22形

月末に弘前へ行っています。なぜか来る度に嬉しくなる場所です。翌日は大間へ、大間線の遺構をめぐり下北交通に思いを馳せます。

6月

サハリンD51

月初めから北海道に行きます。いろいろあって旅程が崩壊しましたが無事に帰ってこれました。この時に初めてレンタカーを自分で借りて日高本線巡りを実施します。念願のサハリンD51に会いに行きます、これでようやく現存するサハリンD51形をすべて撮影することが出来ました。この時に寄った様似郷土館が『専用線ヒストリー②』に繋がります。

稚内港北防波堤ドーム

さらに切符を生かして稚内へ、2009年以来13年ぶりの訪問でした。樺太に興味を持ってから初めて来ましたね、当時とは見方や考え方も変わったかもしれません。翌週は京都・三重・名古屋を周っています。この時期は本当に忙しかったです。ずっと行きたかった南禅寺や琵琶湖疎水で田邊朔郎に思いを馳せ、三重では昔住んでいた地域をまわります。翌日の名古屋も小学校時代の学区をめぐり、午後はリニア鉄道館に行きます。正直鉄道博物館より行ってそうな気がします。

半ばには体育館規模の会場で「第15回北本でんしゃ広場」を実施しました。念願の体育館運転会、えびなには及ばないですが大きな会場で運転会が出来たのが非常にうれしいです。

東京メガループ再現

更に翌週、翌々週には立て続けに運転会に参加、一つは東京メガループ再現、もう一方は蒸気縛りの戸田でした。

 

上半期はこんな感じでしょうか、正直非常に忙しかった印象があります。下半期も気が向いたら書こうと思います。

「冬コミ(C101)」での同人誌委託頒布について

「夏コミ(C100)」に引き続き、今回も頒布することになったので告知します。今回頒布するのは既刊の専用線ヒストリー砂川駅編ー木工場と砂利場を支えた専用線ー』、新刊の専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』の2冊、「空知鉄道遺産研究所」名義で発行しました。詳細は以下の通りです。頒布場所は東2ホールU-43a、サークル「サツエキ3番」さんでの委託販売となります。私は一般参加のため、午後から参加する予定です。

sunagawarailway.hatenablog.com

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専用線ヒストリー砂川駅編ー木工場と砂利場を支えた専用線ー』はB5判40ページ白黒印刷で500円専用線ヒストリー ②様似編―三井軌道と日高工場専用線―』はB5判50ページ白黒印刷で700円となります。是非興味を持って頂けたら手に取って頂けると有難いです。

 

2023年1月1日追記

冬コミ(C101)」での「サツエキ3番」さんのスペース

2022年12月31日、「冬コミ(C101)」にて同人誌を委託販売してもらいました。今回もサークル「サツエキ3番」さんのブースで、後半戦のみ常駐してプラレールも展示させてもらいました。結果として会場だけで「砂川駅編」の残部が完売「②様似編」13冊となりました。その後もBOOTH様での通販でそれなりの数が出ています。「砂川駅編」は無事に発行した40冊(寄贈、保管分含む)の行先が決まりました。買いに来ていただいた方、遊びに来てくれた方、本当にありがとうございました。『専用線ヒストリー』を通して少しでも砂川駅に興味を持っていただくきっかけとなったらいいなと思っており、文の追加や修正を行った上で販売する機会を得られそうな3月頃を目途に再販をかけようかと検討しています。もし無事に発行出来たら是非よろしくお願いします。

 

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2022年12月のトップページ

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今月のトップページは、11月半ばに訪問した函館・摩周丸です。函館に行くのは1年ぶりでしたが、函館朝市や十字街、五稜郭などを訪問しました。本当は函館公園やロシア領事館なども見てみたかったですね、これらは今後の課題としておきましょう。少し寒い時期ではありましたが函館空港に降り立ち、市電や街並みを楽しみました。特に函館は何度も大火に見舞われた経験から防火帯としてグリーンベルトが整備されているのが都市空間的な特徴ですね。また、戦前の建物や開拓使などに関係する建物がいくつか残っているもの建築的な目線で函館を見るときの良いところです。五稜郭で歴史上の偉人を思い浮かべるのもいいかもしれません。今ならゴールデンカムイなどでも旬な地域ですよね。

私個人的には函館港周辺の風景が好きだったりします。かつての繁栄を思わせる広い函館駅構内から始まり、有名な函館朝市を通って海産物を勧められながら朝市を抜けると青函連絡船が見えますね。函館は北海道の玄関口として青森との間に鉄道連絡船が就航していました。函館に係留されて保存されている摩周丸は青い船体が特徴の美しい船です。ここに来る度、青函連絡船が就航していた時代に思いを馳せます。たまにはフェリーにのって津軽海峡を越えたいものですよね。

 

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2022年11月のトップページ

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今月のトップページは、10月半ばに札幌市内の「モエレ沼公園」で行われた「第7回プラレールひろばinさっぽろ」での1枚です。「第7回プラレールひろばinさっぽろ」では北海道全体を再現するようなレイアウトになっており、その一部に丘和車両さんのモジュールを活かした炭鉱鉄道ゾーンを作らせていただきました。地理的には空知地区にあたる部分であり、上砂川支線、歌志内線、根室本線、三井芦別鉄道、夕張鉄道(やはさん設計)をモチーフに配置しました。写真は上砂川駅周辺を写したもので、三井鉱山砂川鉱業所のホッパーや砂川中央立坑、手前には上砂川駅舎も写っています。車両はぐりとまくんとやはさんからお借りしたキハ56系を使って「さよなら上砂川支線号」を再現しています。運転会当日はキハ22形700番台や三井芦別鉄道DD501(青流製作)やD51形(ともちんさん製作)が牽く石炭列車が走行していました。閉場後はキハ56形だけでなくフラノエクスプレス(KTRくん製作)で撮影していました。なかなか自分の運転会でも空知地区に焦点を当てることが少なく、このような形で空知の炭鉱鉄道を再現出来て本当に楽しかったです、本当にありがとうございました。

 

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三井芦別鉄道キハ100形

三井芦別鉄道キハ100形キハ101
三井芦別鉄道キハ100形は、1958年1月に客貨分離を行うために導入されました。湘南顔の前面を持つ20m級の気動車新潟鐵工所にて3両製造されました。実際の運用では客車を挟み込んだDTD編成なども行っており、かなり特徴的な列車に使われていました。三井芦別鉄道では1972年には旅客営業を中止し、キハ100形は3両全て関東鉄道に譲渡されました。関東鉄道では後に鹿島鉄道となる鉾田線で運用されていましたが、1990年には引退しています。
元々上砂川同様に三井資本であった三井芦別鉄道には興味がありました。しかし、湘南顔という設計経験のない形状の車両であり、なかなか作る機会を得ることが出来ませんでした。2022年10月に行われた「第7回プラレールひろばinさっぽろ」では、炭鉱鉄道ゾーンを担当させて頂くことになり、これは何か作るしかないと決意を固め、初めての湘南顔にチャレンジすることにしました。設計には少々苦戦しましたが、無事に湘南顔を形にして完成させることが出来ました。

キハ101側面
側面はキハ22形の図面をベースにキハ21形を設計し、その図面と以前製作したキハ10形の図面を組み合わせることで作成しました。製作する上で大変だったのはやはり戸袋窓でしょうか、Hゴムが多くなかなかに大変な作業でした。

羽幌炭礦鉄道キハ22形との並び
羽幌炭礦鉄道キハ22形と並べてみました。どちらもフルスクラッチで設計ベースは同じですが、前面も裾の長さも違うため大きく印象が変わります。

キハ101前面
キハ100形の前面は湘南顔になっており最も苦戦した個所です。骨組みは4mm高さの二等辺三角形を使っており、それをベースに湘南顔を再現しています。

キハ101屋根上
屋根上はキハ22形のような長方形ベンチレーターの互い違い配置ではなく、正方形ベンチレーターを中央に配置していたようです。湘南顔部分のオデコ付近も表面処理に苦戦しましたが、最後まで諦めなかったため満足できる出来になりました。

羽幌炭礦鉄道キハ22形との並び
こうした並びは実現していないと思いますが、北海道の炭鉱は自社で旅客車両を保有することも多く、国鉄線に乗っていると様々な車両と出会うことが会ったのではないでしょうか。
 
種車:新メカ台車

塗装:B-513 Mr.スーパークリアー光沢

   B-515 Mr.サーフェイサー1200スプレー

   S-13 Mr.カラースプレーニュートラルグレー

   S-124 Mr.カラースプレー暗緑色(三菱系)

   GM05 ガンダムマーカーガンダムシルバー

   GM10 ガンダムマーカーガンダムブラック

   XGM02 ガンダムマーカーEXシャインシルバー

   SP-28 鉄道スプレー西武アイボリー

車歴:2022年10月10日 落成
   2022年10月14~15日 第7回プラレールひろばinさっぽろ走行