Sunagawa Railway

改造プラレールや保存車・廃車体をメインに取り扱っています。

2020年10月5日 秩父鉄道電気機関車撮影会返却回送

2020年10月3、4日に開催された「秩父鉄道電気機関車撮影会」で使用したヲキ・ヲキフ100形の返却回送が行われました。今回が秩父鉄道三ヶ尻線を走る最後の列車になるかもしれないと思い、出向くことにしました。個人的な話になりますが、三ヶ尻線は地元路線と…

2020年10月のトップページ

2020年10月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

札幌市交通局A830形

札幌市交通局A830形A831+A832 札幌市交通局A830形は、1964年に登場したA820形を改良型として1965年に製造された連接車です。A820形同様、曲面を多用した美しいスタイルで鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。A820形との相違点として片側4扉から3扉に変…

秩父鉄道デキ500形デキ504の歩み

「第12.5回北本でんしゃ広場」にて ヲキ・ヲキフ100形の16両編成を牽く姿です。落成直後の運転会となりましたが、元気に走ってくれて満足しました。 「第12.5回北本でんしゃ広場」にて アメリカ生まれのKeystoneをプッシュプルで牽引する様子、三ヶ尻線の甲…

秩父鉄道デキ500形(ピンク色)

秩父鉄道デキ500形デキ504 秩父鉄道デキ500形は、1973年にデキ300形の増備機として501、502が製造されました。6年後には三ヶ尻線開業に合わせて503、504を増備、その後も増備を続け、太平洋セメント所有の507を含めて7両製造されました。1973年の501、502と…

番外編Ⅰ第3話「晴れ舞台に向けて」

白矢は、改めてトマサホの破損状況の確認と整備期間の算出を行う。そして上司である田辺の元へ出向き、作成した書類を提出する。 「期間的には可能だと考えます。予算に関しても、リゾート特急新造よりも安くつくと考えています」 「だが、白矢君。修復の予…

番外編Ⅰ第2話「想定外、解体の阻止へ」

解体の日が近づき、既に三日前となっていた。本日、廃車の手続きが実施される予定である。毎朝8時に行われる車輌整備課の朝礼の時、社長の久北が駆け込んできた。課長を勤める田辺も想定外だったようで、口をパクパクさせている。 「諸君、朝礼の邪魔をして…

番外編Ⅰ第1話「トマムサホロエクスプレス」

特急「フラノラベンダーエクスプレス4号」ジャック事件から1年近く経っただろうか、アブラゼミの鳴き声が聞こえ始めた初夏の朝、白矢が恐れていたことがついに決定してしまった。正直、國鉄との話し合いに暗雲が立ち込めているのは、経営陣と無関係の白矢に…

外伝Ⅰ第8話「汽笛」

ヒュイィィ、ヒュイィィ、ヒュイィィィィィーー 「今、何か聞こえなかったか?」 「いえ、何も」 ピーーーー、ピーーーー、ピィィィーーーーーー 「「「これは汽笛の音」」」 長崎、白矢、岡部の3人は同時に声を上げた。確かに聞こえた、汽笛の音が。 その直…

外伝Ⅰ第7話「止まらぬ列車」

列車の操作も効かないまま岩見沢駅を発車した「フラノラベンダーエクスプレス4号」、いや既に列車名など無いただの暴走列車だ。 長崎は慌てて運転席に戻る。鉄道公安隊での訓練で、最低限の操作位なら長崎にもできる。しかし、マスコンを戻しブレーキをかけ…

2020年9月のトップページ

2020年9月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

外伝Ⅰ第6話「岩見沢停車、定刻通り?」

「お、伊集院帰ってきたか。かなりドタバタやってたみたいだけど、敵は倒せたのか」 高田は乗務員室から階段を登ってくる。 「敵は一人だったのか?」 「いやー、それがですね……」 「歯切れが悪いな、まさか取り逃がしたんじゃないだろうな?」 「高田という…

外伝Ⅰ第5話「車内格闘、走り続ける列車」

静まり返った車内、走り続ける「フラノラベンダーエクスプレス4号」、長崎は身動きもとれないまま、車内の中央付近に立ち尽くしていた。 「乗客もオジサマも思ったより聞き分けがいいのね。さっきの車内放送で自分たちの立場が理解できたのかしら」 聞こえる…

外伝Ⅰ第4話「函館本線、車内警戒」

「おっと、動かないでくださいね。下手に動くとひどい目に遭いますよ……ククク」 気が付くと首元には冷たい感触があり、背後には小柄な人物が張り付くように迫っていた。迂闊だった、第三警備班の鬼と呼ばれた長崎もこの至近距離ではどうにも出来ない・・・・…

外伝Ⅰ第3話「國鉄線内、出発進行」

『まもなく、砂川、砂川です。砂川駅から進行方向が変わります。また、砂川駅では乗務員の交代を行いますため、4分程停車いたします。砂川駅の発車は17時51分です』 車内放送の音で目が覚めた。上砂川辺りから記憶が途切れている。10分程寝ていたのだろうか。…

外伝Ⅰ第2話「フラノラベンダーエクスプレス4号」

砂川鉄道の普通列車は切欠きホームの4番線から発着するが、特急列車は國鉄の5番線を間借りしている。5番線に停車しているのは、砂川鉄道のフラッグシップ車両キハ83・84形、通称「トマムサホロエクスプレス」だ。白い車体にオレンジの帯、窓回りは黒色で処理…

外伝Ⅰ第1話「國鉄職員の休暇」

夏も半分が終わり、世間はお盆休みを終えて通常業務に戻ろうかとしている。そんな中、待望の長期休暇をもらい、旅行に来ている一人の國鉄職員が居た。彼の名は長崎と言い、普段は都内の部署で勤務している。無口な雰囲気で目つきが鋭く、大柄で引き締まった…

2020年8月のトップページ

2020年8月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

日本国有鉄道ワム70000形

日本国有鉄道ワム70000形ワム75596 日本国有鉄道ワム70000形は1958年から製作が開始された2軸有蓋車です。先代形式となるワム90000形と比べ、大量生産に適した車体構造、フォークリフトなどの荷役機械に対応した内部構造を持ち、5710両製作されました。当初…

2020年7月のトップページ

2020年7月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

北海道旅客鉄道キハ40形700番台キハ40 716の歩み

砂川車輌にて キハ40 716は2020年6月25日に落成しました。落成後には砂川鉄道に所属する車両を並べて写真撮影、もう少し砂川鉄道の車両を増やしたいなと思いますね。 砂川駅にて 砂川駅風の情景を組んだので置いてみました。やはりこの風景にはキハ40形やキ…

北海道旅客鉄道キハ40形700番台

北海道旅客鉄道キハ40形キハ40 716 キハ40形は国鉄が1977年から製造を開始したキハ40系に属する両運転台気動で、前面はキハ66系に準じた高運転台拡幅車体でした。エンジンこそ非力ではあったものの、大量生産で既存の気動車たちを置き換えていったローカル線…

砂川鉄道キハ160形700番台キハ160-701の歩み

砂川車輌にて 落成は2015年12月でした。いすみ350形の車体を用いてオリジナル車両を作ってみたいという話を空転さんに話したことがきっかけとなります。現在とは紫の帯の色合いが違ったり、上帯もライトグリーンになっていることが大きな違いです。 砂川車輌…

砂川鉄道キハ160形700番台

砂川鉄道キハ160形700番台キハ160-701 砂川鉄道キハ160形700番台は、國鉄で製造しているキハ160形の同型車です。富良野線の山岳区間を走り続けて老朽化の進んだキハ56形の置き換え用として登場し、國鉄の車両よりも速度、ブレーキ、登坂性能が強化されていま…

秩父鉄道ワキ800形の歩み

ワキ824の落成は2014年7月23日、タキ29300形やタキ1900形と共に仕上げました。当時は熊谷に通っており、秩父鉄道の車両が欲しかったこと、純粋に黒貨車が欲しいと思ったことがきっかけだったと思います。 「第1回大宮オフ」にて 落成直後には「第1回大宮オフ…

秩父鉄道ワキ800形

秩父鉄道ワキ800形3両編成 秩父鉄道ワキ800形は、国鉄のワキ5000形の同形車として袋詰めセメントを輸送用として1968年55両製造されました。車体側面にはプレス加工鋼板を用い、16m級4扉総開きとしている点が特徴です。運用範囲としては上新電鉄の南高崎駅、…

C62形の動輪について

保存車コラムと称して保存車に関するアレコレについて書いていきたいと思います。今回は「C62形の動輪について」です。旧ブログ時代にも同様の内容を取り扱ったのですが、当時よりも情報や現地訪問の数も増えたので加筆しつつ纏めなおしていきたいと思います…

秩父鉄道C58形C58 363の歩み

砂川機関区にて 2015年8月、待望の新商品「いっぱいつなごう C58 SL銀河セット」が発売されました。この商品には今まで専用の新規金型が存在していなかったC58形が入っており、C58形を作りたかったプラレーラーにとっては革命的な商品でした。また、客車には…

2020年6月のトップページ

2020年6月のトップページ 「Sunagawa Railway」へようこそ! プラレールや保存車/廃車体等をメインにしたブログを運営する「砂川」です。元々は「保存車とプラレール」「砂川鉄道の保存車とプラレール日誌」「砂川鉄道広報課」というブログを運営していまし…

秩父鉄道C58形

秩父鉄道C58形C58 363 秩父鉄道に在籍するC58 363号は、1988年3月に運行が開始された「パレオエクスプレス」の牽引機です。363号機は、1944年2月19日に川崎車輌にて製造され、仙台、郡山、新庄など東北地方で主に活躍し、1972年10月2日に廃車されました。廃…